港が見える丘~愛宕神社参拝~
2016.03.20 歩こう会
本日はお昼から福岡市西区の博多湾にほど近い小高い丘の上に鎮座する
愛宕神社に出かけてきました
ここ愛宕神社は
福岡市のシンボルである福岡タワーがそびえる百道地区と隣接していることから
展望にも優れ、夜景スポットとしても知る人ぞ知る隠れスポットとなっています
といっても、真下に広がる市街地は近年、
海を埋め立て作られたもの
かつてはこの小高い丘の下には
海しかなかったそうです
毎年一回はデイサービス和を通じ
ここへ訪れているのですが
同行される利用者さまは必ず
昔に訪れた愛宕神社の思い出話しを口にされます
昔は賑わっていたもんだと、皆さまは一様に言われます
今日では特別な行事がない限り、
これといって多くの参拝者を見かけることはないのですが
かつては全国で二番目、九州では初となるロープウエーが
この山頂まで延びており
年間を通じ多くの参拝客で賑わっていたそうです
今日では当時に比べ、知名度は低くなっていますが
昔の福岡の人間なら誰もが一年に、一度や二度、
愛宕神社に参拝するのが慣例になっていたそうです
なので福岡に住む古い人ほど、
愛宕神社に対する思い入れは深いのかもしれません
ところで、この出だしで始まる歌をご存知でしょうか?
私はこの業界に入り初めて知った歌なのですが
この歌は「港が見える丘」といって
東辰三さんという方が作詞作曲をされ
終戦直後に流行した歌謡曲だそうです
というのも、この地へ訪れるたび、
利用者さまの一人が必ず、この歌を口ずさまれます
昔、恋人とでも、この地を訪れたことがあるのでしょうか?
しんみりとしたメロディーラインが印象に残り
私もまた、この地を訪れるたびに
この歌の歌詞が頭にこびりついて
離れなくなってしましました
季節は歌に歌われているのと同じ春の季節
生まれたばかりの桜の花びらが
チラリホラリと恥ずかしそうに顔をのぞかせている姿が
とても印象的でした
ぶらっと、ご近所散歩~靴がなります~
2016.03.19 リラックスタイム
春なんですね
こんなお天気の良い日は
どこかに出かけたくなるのは当然の欲求で
本日はデイサービス和の裏手に流れる那珂川の河川敷へ
ぶらりと散歩に出かけてみました
河川敷まで歩いて5分もかからない距離
でも、お日様の光を浴びただけで
心がウキウキ踊ってきます
菜の花がところどころに咲いており
菜の花の黄色が優しく視覚を震わせてきます
スリーフィンガーのリズムに合わせ
吹く風が懐かしいフォークソングでも歌っているようです
あらあら、どうされたんですか?
皆に見せるため、お土産に持って帰るとよ!
ほら、よっこらしょ!
お手てつないで、野道を行けば
みんな可愛い小鳥になって
歌をうたえば靴がなる
晴れたみ空に靴がなる~♪
本当に靴が鳴っているようでした
ぶらっと、ご近所散歩
たまには良いですね
なごみ農園の春~素敵なことが起こりそうな予感がします~
2016.03.19 園芸レクリエーション(なごみ農園)
福岡地方では全国に先駆け
桜の開花宣言が発表されました
いよいよ春本番ですね!
本日は久しぶりに晴天に恵まれ
延ばし延ばしにしていたなごみ農園の種植えをおこないました
まずは土を耕し、春の光を思いっきり土に吸わせ
種を植えていきます
ひまわり、ふうせんかずら、オクラ
インゲン、大根
ブロッコリーの苗も植えました
間引きもおこないました
気持ちの良い風が吹いてきます
新しい季節に心が踊ってきそうな
何か素敵なことが起こりそうな予感がしました
チョコっと蒸しケーキ
2016.03.18 料理レクリエーション
本日は調理レクで蒸しケーキを作りました
材料は10個~15個程度で
蒸しパンミックスの素200g
牛乳(もしくは水)150~170cc
蒸し水200cc
チョコレート少々を用意します
まずは蒸しパンミックスに牛乳(もしくは水)を混ぜ合わせます
よく、かき混ぜたらアルミカップにカップ半分ぐらいの量を
スプーンで入れます
慎重に~
そしてチョコチップを少々、まぶします
入れすぎると本来の味が損なわれるので
控えめに入れるのがポイントです
次は、あらかじめ160~170度の熱で温めておいたホットプレートに
生地を入れたカップを並べます
次にプレートに蒸し水を入れ、
蓋をしめ、蒸します
時間は10分~15分ぐらい
待っている間は、元気に体操でもしましょうか
大いに笑って体を動かせば
美味しさ倍増!
それにしても皆さま、いったい何がおかしいのでしょうか?
ラッキョウが転がっただけで
ケラケラ笑う少女のようです!
さてさて蒸しケーキは完成間近!
串を刺し、生地がべたつかなければ完成です!
う~ん、デリシャス!
三時のおやつに食べました
さよなら壮行会~人生、おもしろくなくっちゃ!~
2016.03.15 NONE
話は前後しますが本日をもってデイサービス和を退職し
障がい者施設へ新たな道へ歩もうとされるSさんの壮行会を兼ねる意味で、
レクリエーションの時間にSさんが和で最も印象に残ったという「棒サッカー」を
盛大におこないました
おそらく「棒サッカー」は数ある和のレクリエーションの中でも
最もエキサイティングなゲームの一つに数えられています
ゲーム内容は向かい合った2チームが
棒を片手に、左右それぞれに設けられたゴールを目指し
ボールをはじき出していきます
必ずゲームは白熱し
時には、手にした棒がボールじゃなくて
人に当たってしまう危険性をはらんでいます
どちらかというと大人しい利用者さま向けのゲームにした方が
良いような気がするのですが
安全性ばかりを意識しすぎると
それはもう責任回避に徹した施設側の自己欺瞞にすぎません
人生、面白くなくっちゃ!
それが在宅支援の基本姿勢でもあるような気がしますが
どうなのでしょうか?
介護の仕事にはある意味、医学的な知識が要求されることもあります
しかし私達の仕事はあくまでも利用者さまに生きる喜びを
体現していただくことであり
笑顔をひきだすことに重点が置かれています
それを忘れ、杓子定規な知識だけをひけらかし
利用者さまのあらゆる行動を束縛してしまうのは愚の骨頂
「身体拘束」という言葉がありますが
それもこれも大した差がないように思われたりもするのですが…
とまあ、今回のSさんの壮行試合
生き生きとゲームに興じられる利用者さまに囲まれて
最後のレクリエーションは幕を下ろしたわけでした
笑顔があれば、言葉なんていりません
がんばれ!Sさん!