九州地方の早春賦
2017.02.12 地域の風景
ここは日本で一番早く菜の花が咲くといわれている
鹿児島県指宿(いぶすき)の池田湖です
菜の花は昨年十二月から花を咲かせ
私が訪れた1月中旬には湖畔一杯に、
満開の花を咲かせていました
こうやって、仕事の合間を縫って
ちょろちょろと写真を撮りにでかけるのが日課となっており
今回は九州地方の早春賦と題し
一月から二月にかけて撮影した九州地方の風景写真を紹介します
ここは鹿児島県出水市、
たくさんの鶴が越冬のため10月から3月にかけ、
ここ出水市の田園に飛来してきます
その数、一万羽超!
圧巻です
これといって鉄道が好きってわけではないのですが
鹿児島から人吉を経由して熊本を抜ける肥薩線の風景が大好きで
このあたりには良く、出かけます
春になったらSLが走ります
一度、のってみたいなあ
ここは熊本県宇土市
有明海の向こうに雲仙岳が望めます
電信柱が海に向かって続いている光景は、なんとも不思議
長部田海床路(ながべたかいしょうろ)と呼ばれ
苔養殖・採貝を営む漁業者のために設置されているということです
満潮になると道は沈みます
電信柱つながりで
この風景は霧の中から電信柱が顔を覗かせています
ここは長崎県諫早市の諫早湾開拓地
本来は延々と続く田園地帯なのですが
この日の朝は放射冷却の影響で
幻想的な風景が姿を現していました
ここは長崎県佐世保市の九十九島
石岳展望台から望んだ夕景です
まさに、海原は黄金のじゅうたんとなります
ここは福岡県と大分県の県境に聳える釈迦岳
標高1231mの釈迦岳は福岡県で一番高い山であり
その山頂からは、阿蘇方面に連なる美しい山並みが望むことができます
寝観音の阿蘇五岳も望めます
山頂は氷点下をはるかに突破しており
ふきすさぶ強風にガタガタ震えっぱなしでした
ここは福岡県浮羽の大石堰
筑後川左岸に江戸時代、開削された大石堰は
浮羽地方の河岸部に肥沃な大地を生み
今日に至っても浮羽地方の農産業を支え続けています
筑後川は諸志に著はれ実に天下の大水なり
朝霧の中を飛び交う水鳥の姿が
幻想的な風景を作りあげていました
ここは太宰府天満宮
東風吹かば匂いおこせよ梅の花で有名な飛梅が
ただ今、満開の時期を迎えています
といってもこの日は朝から雪が降りしきり季節は逆戻り
三寒四温といいますが、
これが最後の「忘れ雪」になったのでは?
春遠からじ
メジロ鳴く
ここは福岡県糸島半島の火山といった山から望んだ
糸島の海岸線
夕波小波の海岸線が美しく春の音階を奏でてるようでした
ここは福岡県新宮町、玄界灘に浮かぶ相島
アメリカ有力メディアCNNで認定された世界6大猫スポットの一つ、
たくさんの猫が生息しているので有名な島なのです
猫好きな観光客がたくさんいました
といっても素朴な自然を残した相島の風景は
それだけでも訪れる人の心を癒してくれるでしょう
以上で終わりです
どうでしたか?
春の足音が聞こえてきましたか?
太宰府天満宮の鬼すべ神事
2017.01.07 地域の風景
太宰府天満宮で本日1月7日、鬼すべ神事が行われました
仕事が終わって、個人的に出かけてきました
「鬼すべ神事」とは、その年の災難消除や開運招福を願い、
地元氏子会が中心となって行われる勇壮な火祭りです
日本三大火祭りの一つに数えられています
鬼すべ神事の見どころは、当宮の氏子会の皆さんが、鬼を退治する「
鬼を守る「鬼警固」、そして「鬼係」に分かれ、炎の攻防戦を繰り広げるところです
まずは鬼すべ堂の中に鬼を追いやり
周囲に高く積まれた藁の山に、本殿でおはらいを受けた御神火を数本、突っ込み
火を点火させます
炎が一斉に上がり、鬼すべ堂を包みこみます
さらに火の威力を強くするため燻手たちが
鬼すべ堂に向けてうちわで火を煽ぎます
大迫力です!
もちろん鬼も、ただやられているだけじゃありません
鬼警護団が鬼がこもる鬼すべ堂の板壁をぶち破り、
堂内に立ち込める煙を外に出し、鬼を守らなくてはなりません
この写真は鬼すべ堂の背後から撮影したものなのですが
ふりかぶってくる炎は半端ありません
息を飲む大攻防戦が繰り広げられていくのです
今年は土曜日にあたり、観客が多く、
その上、雨が降りしきる中の神事となりましたが
いや~、素晴らしいものを見せていただきました!
昨年10月1日に開院した「平尾ごう脳神経外科クリニック」の詳しい情報は
ここをクリックしてください
http://www.kouchikukai.or.jp/hirao/
阿蘇
2016.12.09 地域の風景
いわずと知れた阿蘇の写真です
美しいものには棘があるといいますが
それでも訪れる度に表情を変える阿蘇の姿に
心奪われずにはいられません
今回、日田から杖立、小国経由の阿蘇への経路が復旧されたこともあり
一日かけて阿蘇を周遊してみました
その一方、先だっての震災で倒壊した家屋を見かける度に
自然の持つ残酷さに心が打ちひしがれました
一日も早い復興を願わずにはいられません
霧島~人吉~五木 紅葉と雲海
2016.11.12 地域の風景
秋といったら山々を赤や黄色で彩る紅葉の美しさと
放射冷却によって生まれる雲海の幻想的な神々しさに心を奪われます
ここは鹿児島県湧水町から望んだ霧島連山をぐるりと取り巻く加久藤カルデラ
雲海で有名な場所で一度はその風景を拝んでみたいと
仕事が終わり、高速を飛ばして車で三時間、
現地に向かった訳でしたが
雲海の要素となる放射冷却など微塵も生まれず
空振りに終わってしまいました
仕方ないので霧島山に向かい紅葉見物
日本で一番、標高の高いところにあるといわれている霧島山中にある大浪池
紅葉は見事でした
霧島連山の主峰である韓国(からくに)岳を望みます
えびの高原から韓国岳
ススキが朝日に輝いて綺麗でした
野生のシカ
しかし、雲海が見れなかったのがどうしても納得できません
早々に引き上げて、四日後に再チャレンジ!
この日も仕事が終わり、その足で霧島へ
夜はまだ明けていません
うっすらと霧が発生していているのがわかります
雲海の発生は寒暖の差からくる放射冷却によるもので
発生頻度が高いのが日の出前後の一時間といわれています
日の出を待ちました
行け~と心の中で念じながら
雲海の発生を期待します
しかしここまでが限界でした
日が高くなるにつれ霧が消えていきます
写真で見るような雲海にでくわすのは
難しいようです
仕方ないので諦めました
帰路は矢島高原を経由して熊本県人吉市へとりあえず向かいます
人吉へ続く肥薩線にそって車を走らせたのですが
日本でも有数のスイッチバックのある路線だけあって
電車はたいそう標高の高い高原地帯を走っています
なかなか良い感じでしょ
晩秋の肥薩路
ここは肥薩線矢岳駅
肥薩線の中で最も標高の高いところにある駅です
周囲の民家もまばらで
近くに廃校となった小学校があったのですが
小学校を囲む木々の紅葉が美しすぎました
静かに秋が横たわっているような感じです
古仏頂踏切
そして人吉へ
ここは人吉から球磨地方を一望のもとに見渡せる高塚山の山頂なのですが
この地も盆地状の地形を作っており
雲海で有名なところ
それと昨日の朝から仕事を経て一睡もしていなかったこともあり
体力的に限界を覚えバタンキュー
車の中で爆睡して目が覚めたら人吉から球磨地方に続く夜景が目の前に広がっていました
背後には満点の星
しかし真っ暗闇の山の中
かなり怖いものがあります
そして怖いと思うとますます怖くなってきて
山を下りようと考えたのですが
霧島で雲海を見損ねたこともあり
ここで粘ってみることにしました
夜明け前
先ほどまで見えていた夜景が霧の中に消えていき
ようやく、待ちに待った雲海が発生!
これが見たかったのです
どうにか粘った甲斐がありました
下山途中、雲海の中に突入するや
朝の光を透かして杉の木が神秘的な姿を見せていました
人吉からは五木の子守唄で有名な五木を経由
五木路は紅葉の最盛期
ハードスケジュールの中の旅行でしたが
とりあえず今年の秋は堪能できました
明日から真面目にブログを更新します
佐賀インターナショナルバルーンフェスタ2016
2016.10.29 地域の風景
秋の風物詩ともいえる佐賀インターナショナルバルーンフェスタ2016が
10月28日より10日間に渡って、
佐賀市嘉瀬川河川敷で開催されています
特に今年は二年に一度、開かれる熱気球国際競技大会がこの地で開かており
例年以上の盛り上がりを見せているようです
熱気球の競技内容について、ほとんど無知に近い状態なのですが
風まかせに、ふわふわと秋の空高く
舞い上がるカラフルな気球を見ているだけでも心が踊るものです
この日はちょうど公休にあたっていたので
朝の5時に起きてバルーンフェスタへ行ってまいりました
というのも熱気球が上がるのが6時45分からなのです
早いですよね!
しかしメイン会場となる周辺部の道路は朝っぱらから大渋滞!
結局、車をとめられず、ちょっと離れた田んぼのあぜ道から
空に浮かぶ熱気球を鑑賞しました
デイサービス和でも行けたらいいなあと思いながらも
こんなに朝早く、行けないし、
次に熱気球が飛ぶのが14時45分からで
それもサービス終了時間をこえてしまいそうなので
せめて写真でも撮って
皆さまにお見せすることにしました