中ノ島公園で紫陽花見物~あの人とこの橋のあじさいの花~
2015.06.14 歩こう会
デイサービス和のある福岡県筑紫郡那珂川町の中ノ島公園では
この季節、たくさんの蛍が飛び交います
福岡市の近郊にあることから毎年、多くの見物客で賑わうのですが
日中は日中でこれから夏のシーズンにかけ、
ご覧のように川遊びで戯れる子供たちで賑わいます
一方、忘れちゃならないのが紫陽花の花
いたるところに紫陽花が咲き乱れ
中ノ島公園の初夏の光景に彩りを増しています
さて本日のデイサービス和の歩こう会行事では
中ノ島公園へ紫陽花見物へ出かけてみました
紫陽花といえば私の世代では、
今から29年前、
おニャン子クラブ会員番号17番、
異色の演歌歌手、城之内早苗さんが歌った「あじさい橋」が真っ先に
連想されます
あの人とこの橋のあじさいの花~♪
で始まる「あじさい橋」は演歌史上、初めてオリコン初登場一位を獲得し、
当時、美空ひばりさんの「川の流れのように」を作成した
秋元康さん(作詞)と見岳章さん(作曲)のコンビで作られていたことでも
話題をさらいました
中ノ島公園の紫陽花見物は
まずこの橋を渡るところからはじまるのですが
まさに「あじさい橋」!?
あの人とこの橋のあじさいの花~♪
と思わず口ずさんでみたくなります
ところで紫陽花といえば世界的に愛されている花の一つとなっていますが
原産地が日本であることをご存知でしょうか?
といっても今日私たちがよく目にする
写真に写っている丸みのある紫陽花は
ヨーロッパで品種改良され大正時代に日本に逆輸入されたものなのです
それでは日本に古来から生息していた紫陽花は何だったのかといった話になりますが
もともとの原種は平べったい形をしたいわゆるガクアジサイだったといわれています
今日でも、目にすることはできますが
日本においてはまったく人気のない花だったようです
江戸時代にはガクアジサイは
紫がかった色のせいか「幽霊花」と呼ばれていたそうです
とまれ今日ではこの季節の代表的な花となった紫陽花の花
あの人とこの橋のあじさいの花~♪
あのたは誰とあじさい橋を渡りますか?
カエルを作る~球けがれなく道けわし~
2015.06.12 装飾粘土教室
今月のデコ粘土教室は蛙君を作ります
蛙ぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ
合わせてぴょこぴょこ六ぴょこぴょこのカエル君です
そして、その前でうごめいているのはオタマジャクシです
もちろんナマズの孫ではなく蛙の子です
さて本日も、もくもくと作業が始まります
粘土と対峙する指の動きもしなやかです
そんなさ中、利用者様のお手伝いをしていたのが
デイサービス和のミステリーゾーンに生息しているといわれている不思議ちゃん
私は遠くからカメラのシャッターをきっているだけで
いったいどんな会話がなされているのかわからなかったのですが
なにやら楽しそうな雰囲気が伝わってきそうな写真ができました
なにをお話ししていたのでしょうか?
すごく気になるところです
不思議ちゃんの最大の魅力は
破壊的な明るさです
誰にも負けないくらい大きな声で利用者様に朝の挨拶を投げかけます
それはデイサービス和で働く調理員や運転手のみなさんに対しても同様で
一人としてかけることなく朝の挨拶を元気に交わしてくるといいます
あの子だけよね、
私たちに対して「おはようございます」と言ってくるのは!
そんな話を聞かされドキリとしました
利用者様からの連絡ノートに
和のお昼ご飯は美味しいと書かれており
不思議ちゃんはまるで自分のことのように喜んで
厨房に駆け込み厨房の人たちに知らせていました
調理員の皆さんは、そんな不思議ちゃんの優しさに感心し
あの子ぐらいよね
私たちのことを忘れないでいるのは!と絶賛していました
つい忘れがちになってしまう厨房やドライバーさんに対しても
きめ細やかに接する不思議ちゃんの優しさは
介護の現場においても同様に皆さまの心に優しく溶け込んでいきます
不思議ちゃんがホールに入ると
世界は不思議ちゃんワールド一色に染まります
入浴担当でホールにいない時はなぜかしら
不思議ちゃんのにぎやかさが懐かしく思われてきます
まったくもって不思議な不思議ちゃんです
一球入魂
球けがれなく、道けわし
不思議ちゃんに変化球は必要ないのかもしれません
6月の陶芸だ・けろん
2015.06.08 陶芸教室
今月の陶芸の日がやってきました。
九州も梅雨に入りました。
和の周囲にある田んぼからも雨の降りそうな時は
けろけろけろくわっくわっくわ・・と蛙の歌が聞こえてきます。
と、いうわけで、6月のお題ははカエルの置物です。
かわいいですね!
まずは、葉っぱを使って模様を入れるようです。
ポイントは葉の裏をおして葉脈の模様をつけます。
「ふん、ふん。」「裏ワザやね!」皆様、感心されています。
そしていよいよ、葉っぱのお皿を作ります。
土をよくつなぎ合わせ、砂袋でとんとんとんとんと、叩かれます。
お皿が出来たら次に、カエルの型に土を入れます。
「入れすぎたらぬけんとよ~!」
「おいしょ!おいしょ!」
と抜けるまで必死に振り回される方も
スポンとうまく抜けました、見てる方もほっとしました。
可愛いのができてます。
それぞれ味のある、お顔立ちです。
「できたよ~!どげんなるかなぁ。」
みなさま、できあがりに満足されています
これから素焼きをおこない、
来月の完成が、楽しみですね!
こちらは、玄関のつばめちゃん
日毎に大きくなってます。
1日中餌を食べているからでしょうか
次の日には、薄かった毛がふさふさに、
次の日には体が巣からあふれんばかりに!
明日にはどうなるのか・・・とにかく可愛い和のアイドルです。
次回もお楽しみにっっ!
文責:まつたかこ
九州も梅雨に入りました。
和の周囲にある田んぼからも雨の降りそうな時は
けろけろけろくわっくわっくわ・・と蛙の歌が聞こえてきます。
と、いうわけで、6月のお題ははカエルの置物です。
かわいいですね!
「蛙」は子供をたくさん生むところから「子孫繁栄」とか
語呂合わせでも「無事カエル」「お金がカエル」「若ガエル」や「福帰る」と呼ばれ、
縁起の良い生き物とされているのだとか!
「可愛いし縁起物やし、いいね~。」とはしゃぐスタッフを後目に
さっそく先生が皆様に作り方を説明されます。
ポイントは葉の裏をおして葉脈の模様をつけます。
「ふん、ふん。」「裏ワザやね!」皆様、感心されています。
そしていよいよ、葉っぱのお皿を作ります。
土をよくつなぎ合わせ、砂袋でとんとんとんとんと、叩かれます。
お皿が出来たら次に、カエルの型に土を入れます。
「入れすぎたらぬけんとよ~!」
「おいしょ!おいしょ!」
と抜けるまで必死に振り回される方も
スポンとうまく抜けました、見てる方もほっとしました。
可愛いのができてます。
それぞれ味のある、お顔立ちです。
「できたよ~!どげんなるかなぁ。」
みなさま、できあがりに満足されています
これから素焼きをおこない、
来月の完成が、楽しみですね!
こちらは、玄関のつばめちゃん
日毎に大きくなってます。
1日中餌を食べているからでしょうか
次の日には、薄かった毛がふさふさに、
次の日には体が巣からあふれんばかりに!
明日にはどうなるのか・・・とにかく可愛い和のアイドルです。
次回もお楽しみにっっ!
文責:まつたかこ
百人一首で遊ぶ~あっぱれじゃ!~
2015.06.06 美術・文芸レクリエーション
今回は、なごみ初の百人一首です。
果たして成功となるか・・・
スタッフも、どきどきの百人一首大会のはじまりです。
「小倉百人一首」は、今から1400年前の飛鳥時代の歌人から、
800年前の鎌倉時代の歌人まで、
総勢100人の歌人が選ばれ構成されています。
「小倉百人一首」の選者は藤原定家
(ふじわらのさだいえ、別名「ていか」と音読されます)という方です。
定家さんの歌友達に、
宇都宮蓮生(うつのみやれんしょう)という方がいました
蓮生さんとは自分の息子を蓮生さんの娘に嫁がせるほど、
二人は仲がよく、
現在の京都嵯峨野の近くの小倉山に蓮生さんが別荘を建てられた時、
別荘の襖(ふすま)の飾りに、百人の和歌をひとり一首ずつ選んで欲しいと、
定家さんに頼まれたのが百人一首の始まりと言われています
ちなみに選定したのが小倉山の別荘だったことで、
「小倉百人一首」とも呼ばれています。
そんなウンチクを皆さまに説明すると
皆様「へえ~っ」とそっけない返事、
そんなことより、早く始めましょうよ!
と始まる前から皆さま、血気盛んなご様子でした
皆様があまり乗り気でなかったら
「坊主めくり」でもしようと思っていたのですが
百人一首が始まるや皆様の目は真剣!
「ふぉっふぉっふぉっ。苦しゅうない、けっこうけっこう。」
とは言われませんが、最年長のY様が審判となって
いよいよ試合が始まりました
百首の中には恋の和歌が四十三首もあり、
女性だけでなく、男性の歌も多く含まれています。
「素晴らしい歌も、沢山ありますよね。」と
あまりにも白熱する雰囲気を鎮めようと
歌の内容も鑑賞しましょうと、
声をかけてみても
皆様、見向きもされません
ただ勝つことのみ!
どうだぁぁ~!
すると職員も負けじと身を乗り出して札をとります
ここまで盛り上がるとは夢にも思っていませんでした
ただ監査役のY様だけは、
誰かズルをしないか真剣に試合を見守っておられました
ちなみに、カトリーヌさやか先生は
テーブルの上に身を乗り出したとかでイエローカード!
激しくY様に怒られていました
そして戦いが終わるや
あっぱれでごじゃりましたと和の長老Y様、
カラカラと笑い声をあげながら場をしめられていました
文責:まつたかこ
果たして成功となるか・・・
スタッフも、どきどきの百人一首大会のはじまりです。
「小倉百人一首」は、今から1400年前の飛鳥時代の歌人から、
800年前の鎌倉時代の歌人まで、
総勢100人の歌人が選ばれ構成されています。
「小倉百人一首」の選者は藤原定家
(ふじわらのさだいえ、別名「ていか」と音読されます)という方です。
定家さんの歌友達に、
宇都宮蓮生(うつのみやれんしょう)という方がいました
蓮生さんとは自分の息子を蓮生さんの娘に嫁がせるほど、
二人は仲がよく、
現在の京都嵯峨野の近くの小倉山に蓮生さんが別荘を建てられた時、
別荘の襖(ふすま)の飾りに、百人の和歌をひとり一首ずつ選んで欲しいと、
定家さんに頼まれたのが百人一首の始まりと言われています
ちなみに選定したのが小倉山の別荘だったことで、
「小倉百人一首」とも呼ばれています。
そんなウンチクを皆さまに説明すると
皆様「へえ~っ」とそっけない返事、
そんなことより、早く始めましょうよ!
と始まる前から皆さま、血気盛んなご様子でした
皆様があまり乗り気でなかったら
「坊主めくり」でもしようと思っていたのですが
百人一首が始まるや皆様の目は真剣!
「ふぉっふぉっふぉっ。苦しゅうない、けっこうけっこう。」
とは言われませんが、最年長のY様が審判となって
いよいよ試合が始まりました
百首の中には恋の和歌が四十三首もあり、
女性だけでなく、男性の歌も多く含まれています。
「素晴らしい歌も、沢山ありますよね。」と
あまりにも白熱する雰囲気を鎮めようと
歌の内容も鑑賞しましょうと、
声をかけてみても
皆様、見向きもされません
ただ勝つことのみ!
どうだぁぁ~!
すると職員も負けじと身を乗り出して札をとります
ここまで盛り上がるとは夢にも思っていませんでした
ただ監査役のY様だけは、
誰かズルをしないか真剣に試合を見守っておられました
ちなみに、カトリーヌさやか先生は
テーブルの上に身を乗り出したとかでイエローカード!
激しくY様に怒られていました
そして戦いが終わるや
あっぱれでごじゃりましたと和の長老Y様、
カラカラと笑い声をあげながら場をしめられていました
文責:まつたかこ
頑張れ、ツバメの赤ちゃん達!
2015.06.03 お知らせ
この季節になるとツバメが毎年、
デイサービス和の玄関入口の柱に巣をこしらえます
五月の下旬に第一回目の出産を迎え
あれよあれよという間に赤ちゃんツバメは大きくなっていき
五羽の赤ちゃんがご覧のように、おしくら饅頭状態になっています
ぼちぼち巣立ちの時期を迎えているのでしょう
親鳥は赤ちゃんツバメに比べると
さすがに貫禄があります
私が巣の近くに寄っていくと
私を敵だと思ってか、私の周りをぐるぐる旋回して
子供に手を出すなと言わんばかりに威嚇してきます
それに比べ、赤ちゃんたちは、のどかなものです
朝から晩まで親鳥が餌を運んでくるのを待つのみです
親鳥が餌をくわえて戻ってくると
赤ちゃんたちは一斉に、くちばしを開きます
同時にぴーぴーと鳴く声がとてもかわいらしいです
と言っても、ツバメが卵を産むのは一日に一個と限られています
なので一番最後に生まれたこの赤ちゃんは
他の赤ちゃんに比べると、はるかに小さく
親鳥から餌をもらう確率もはるかに小さいのでしょう
それでも一生懸命に小さなくちばしを開け
生存競争を戦っています
がんばれ! そう応援してみたくなります
こちらは昨年のツバメの赤ちゃんです
残念なことに二回目の出産で生まれた赤ちゃんは
カラスに食べられてしまいました
一回目の出産で生まれた赤ちゃんも
一羽が巣から落っこちて死にました
近年の研究では半年後の渡りの季節まで生き残れるのは
ほんのわずか13パーセントであるといわれています
巣立ってからも、飛び方の上手くない赤ちゃんツバメたちは
雑食性の高いカラスや猛禽類のワシやハヤブサ・トンビの獲物となります
こうしてのどかに見えるツバメの赤ちゃん達ですが
生まれた時から、厳しい生活環境に投げ込まれているのです
これは二年前のツバメの赤ちゃんです
まだ目が開いていません
それでも喉をふり絞り
生きるために、
一生懸命に鳴き声をあげていた姿が印象的でした
元気に巣立ってもらいたいものです