ブログ~和スタッフからのNEWS~

干し柿を作る

2016.11.15 料理レクリエーション



毎年恒例の干し柿作りをおこないました



干し柿は先日、私が個人的に行った熊本県五木村の道の駅で購入した

渋柿を使用しました

標高の高い山間部で育った渋柿だけあって

実の締りも抜群のはずです!



もちろん、包丁で皮をむくところからスタートします



この季節になると昔はどの家庭でもおこなっていた干し柿作り

渋柿の皮を剥くのなんて皆さま、お手の物!

安定した包丁さばきに驚かされます!



男性利用者だって負けてはいません

す~ら、すら



80個あった渋柿は瞬く間に皮がむかれていきました











次は渋柿を対にして麻糸でつなげます





麻糸の結び方には、なんらかの方法があるようで

皆さま、一様に麻糸の先端を輪っかにして

結んでいかれます

それだけ昔は干し柿作りが皆さまの生活に密着していたんでしょうね





さて、次は渋柿を熱湯に数秒、漬けます

熱湯に漬けることでカビの防止が防げるのだそうです



そしていよいよ、渋柿を軒先に干していきます



天気が安定している日を選んだ方が良いとのことです



これもカビ防止



甘くて美味しい干し柿になってくださいな!



楽しみがまた一つ、増えました

なごみ農園のサツマイモで熊本銘菓・いきなり団子を作る

2016.10.27 料理レクリエーション



本日は熊本の伝統的な郷土菓子である「いきなり団子」をつくります



いきなり団子とは輪切りにしたサツマイモと小豆あんを、

小麦粉、もしくは餅で平べったくのばして包み込んだお饅頭のようなもの

まずは材料となるサツマイモを

収穫時期を迎えたなごみ農園で掘り起こしました



大きなサツマイモが次から次へと掘りだされ、

ほら!こんなに一杯、美味しそうなサツマイモが収穫されました!



さっそく、収穫されたサツマイモの皮をはぎ、

輪切りにする作業に移ります



トントントントン♪



こんな感じです

次に輪切りにしたサツマイモを水にさらし、あくを抜きます



そしてアクを抜いたサツマイモを電子レンジで加熱します

甘くておいしそうでしょう



次は、いよいよサツマイモと餡子を使って

いきなり団子を完成させます



包み込む生地は小麦粉、もしくはねり餅を使うのが基本らしいのですが

デイサービス和では白玉粉と薄力粉を使用しました

まずは白玉粉を水で溶かし、粉をしっかりとつぶし終わると

薄力粉、砂糖、塩を混ぜ合わせます

混ぜ合わせたものはラップにくるんで30分、

常温で置いておくと団子が丸めやすくなります



後はいきなり団子を丸める作業に没頭!



作業工程はしごく簡単で

そもそも、いきなり団子の名前の由来が

短時間で「いきなり」出来るから

来客が来ても「いきなり」作って出せるから

といった意味でつけられたとか



また一説には、熊本県の一部の地方では

片づけの苦手な人を「いきなりな人」と呼んでいるそうで

そこから転じて「いきなり」とは「ざっとしている」といった意味に使われるようになり

ざっと作れる菓子から「いきなり団子」とよばれるようになったとか…



まあ、そんなわけで、いきなり作れる「いきなり団子」

なのですが、本日の調理レクの参加者が7名、

その7名が本日の来所者45名分のいきなり団子を時間までに

作らなければならなかったので大騒動!

最後は職員も総動員してどうにか三時のおやつに間に合いました



最後は鉄板で蒸して完成!



秋の味覚をたのしみました


ココアパンケーキで転倒注意!?

2016.10.03 料理レクリエーション



本日は三時のおやつにココア風味のバナナパンケーキを作ってみました



おいしそうでしょ!



まずはホットプレートでベースとなるパンケーキを蒸します



蒸し終わったら、その上にホイップクリームをトッピング



次にバナナを切ります



切ったバナナはオーブンで適度に焼き上げます



焼きあがったらパンケーキの上に添えます



最後にココアパウダーをふりかけたら出来上がり!



ところで、この人は何をしているのでしょう?



豪快に、こけてます!



あらっ、こんなところにバナナの皮が!



こんなところにバナナの皮を捨てたのは誰ですか!!!

バナナの皮はゴミ箱に捨てましょう!



ついでにこちらの方でも

なにやら新人Hさんがこかされていました

どうやら諸悪の根源は下の古狸二名!

若さへの嫉妬でしょうか

梅干しの土用干し~梅雨が明けました!~

2016.07.18 料理レクリエーション



7月18日、気象庁を通し、福岡県の梅雨明けが宣言されました!

いよいよ夏到来です!

空を見上げれはギラギラと照り付ける夏の太陽と

背の高い積乱雲がたなびいています

私達がまず、やらねばならぬことは先月から始まった梅干し作りの最終章、

土用干しです

晴天が続く梅雨明け十日の期間を狙って行うのが一番良いとされていて

照り付ける太陽の下、三日間、梅を干します



まずは梅酢に漬け保存していた梅をビンから取りだし、

ザルの上に並べていきます



できるだけ梅がくっつかないように、並べるのがミソです

こんな感じかな



後は夏の光を思う存分浴びせます

そして一日一回、梅を裏返しにして同じく天日に干します



次の日も、同じ作業を繰り返しました



夜間、室内に保存していた梅をひっくり返していきます



そして昨日同様、天日に干します



梅干しさん、太陽の光を力いっぱい吸いこんで

美味しい梅干しになってくださいね!



ところで夜間帯は室内に戻し、ホコリをかぶらないように

新聞紙でも被せておけばよいのですが

ご覧のように和の梅干しは色が薄いので急きょ、

二日目の夜は梅酢のビンに戻すことにしました

こうすることで梅の赤みが増していくそうです



さてさて天日干しは明日へつづいていくのですが

どんな梅干しができるやら…♪



梅干し作り第二弾!~紫蘇漬け込み~

2016.06.28 料理レクリエーション



6月10日から始まった梅干し作り

本日は第二弾として、紫蘇の漬け込みをおこないました



用意するものは漬けた梅の重さの10パーセントぐらいの紫蘇の葉っぱと

紫蘇の重さの10パーセントから20パーセントぐらいのの粗塩です



まずはボールにいれた紫蘇に半分量の塩を馴染ませるようにまぶし

よく揉んでいきます

するとどうでしょう、赤黒く濁ったアク汁がでてきます

もちろんこれはアク汁なので捨てます



そして再度、残りの塩をまぶしてもう一度

紫蘇をもみほぐし、アク汁を絞り出します

皆さま、渾身の力を込め、

紫蘇を揉んでもんで、もみほぐされていました



アク汁を完全に抜き終わったら次は

梅を漬けている容器から、お玉で少量の梅酢をとりだして

絞った紫蘇に絡ませ、よくほぐします

すると紫蘇は綺麗な紫紅色に発色します

しかしその手順を省略して、指南役のカトリーヌが

いきなり紫蘇を梅に混ぜようとしたものだから

それを見かねた厨房職員がカトリーヌに詰め寄って大叱責!

「梅干しも漬けきらんとね!なさけなか~」

笑ってごまかすカトリーヌ



さらに周囲の利用者さまからも、梅酢で絡ませるのは常識たい!

と大笑いされ、面目丸つぶれ!



挙句の果てにカトリーヌは指南役を解任され、

何もやることがなくなったので一人、

便所掃除をさせられることになりました(涙)

「能力のないものは去れ!」

意外とシビアな世界なんです!?

で、これからはカトリーヌに変わって厨房職員が

主体となって紫蘇の漬け込みが遂行されていきました



たかが梅干し作りと笑うなかれ!

梅干しも作りきらんで、オナゴを名乗るべからず!



最後は紫蘇を梅に絡ませ紫蘇漬け込みは完了しました



次回は梅雨明けと同時に土用干しをおこなう予定です


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