いきいきリトミック音楽教室~自主性を養う~
2016.09.08 リトミック・音楽教室
リトミック音楽教室が本日、開かれました
リトミックとは平たく言えば自主性を養う教育の方法論です
習い事といえばそもそも
それ自体の技術や能力のレベルアップを第一の目標として考えられがちですが
それ以前の問題として、当の本人に「自分で何かを学びたい」といった自主性がなければ
それは学習を強要する第三者の単なる自己満足にすぎず
当の本人にしてみれば、単なる責め苦でしかありえません
例えば和のような通所介護のサービスの一環に機能訓練という専門のセラピストを通し
利用者さまの身体機能を向上させようとする取組みがあるのですが
どんなに科学的な方法論をもって機能訓練を実施したところで
当の本人にやる気がなければ結果は見えてきません
なぜならば、人間は理屈では動かないからです
それでは、どうしたらやる気を養えるのか?
その方法論を問うたのがリトミックの教育法であり
結果に行きつくまでの基礎能力、
言い換えれば思考力、判断力、記憶力、創造力、表現力など、
誰もが潜在的に備えている力を引きだすことを主眼としています
例えばその方法論は音楽を通じてだけではなく
デイサービス和の機能訓練の一環として行っている歩こう会の活動にしても
無味乾燥な室内で歩行訓練をするよりも
風光明媚な自然に触れ歩行訓練をした方が
歩きたい、皆と一緒に歩きたい!
そんな欲求が必要以上にみなぎっていくものです
食欲だって同じことで
食事が不味ければ食欲も減退するし
美味しければ食欲も増します
要はソレだけの簡単な問題に過ぎないのですが
味噌もくそも混ぜ合わせたような
けったいな味をした液状の食べ物を利用者様の口に押し込んだところで
利用者様の食欲が増すとは思えません
食事介助のプロと言われる介護員をよく見かけるものですが
それは、くそ不味い食事をいかに利用者様に
食べさせることのできるテクニシャンをさしているだけのことで
本当に、やらなければいけないことは
利用者様の食欲を刺激する美味しい料理を提供することであり
そもそも自分で食べたいと思わない食事を
人様に提供すること自体、無礼千万
それを上手に食べさせることが出来る食介のプロにいたっては鬼畜生
そこには利用者さま本人の食べたいといった主体性など
どこにも介在していないのは自明の理です
美味しければどんな形状であろうとも食欲は増すはずです
かのようにリトミック音楽教室をデイサービス和に導入して
大切な多くのことを学ばせていただいています
利用者様にみならず
職員の表情もご覧のようにイキイキとしているでしょ!?
北山湖へ行く~秋を探しに~
2016.09.07 歩こう会
このところデイサービス和では福岡県と佐賀県を分かつ
脊振山系の中に位置する三瀬へいくのがブームになっています
けっこう奥深い山の中にあるダム湖で
北山湖と書いて「きたやまこ」
北山ダムと書いて「ほくざんだむ」と読みます
目指すは湖にかけられている大吊橋
けっこう揺れます
走るとなおさら揺れますよ!
ここに行きつくまでは、けっこうなアップダウンの道が続きます
こんな急登もなんのその!
この日のために日々、体操に励んで
体を鍛えているから大丈夫!?
かよわき女性職員達も、
かよわき化けの皮をはがし、
本性むき出しに、ぐいぐい車いすを押していきます
デイサービス和の歩こう会に不可能の文字はありません
途中で休憩タイム
行動食をぺろりと平らげます
景色の良いところでは記念撮影
そして吊り橋に到着
第一回目の皆さま
第二回目の皆さま
高所恐怖症で橋の袂で待機中の職員と利用者さま
やっほ~
下界はまだまだ残暑が厳しく暑い毎日が続いていますが
三瀬の山中は早くも秋の到来を思わせる
涼し気な風に包まれていました
北山湖ツアーは晴れた日を見計らって
後、数回訪れる予定です
おてだまバスケット~いい感じ♥~
2016.09.06 NONE
おてだまバスケットといったゲームをしました
虫取り網を使用し網の底をちょん切り、
それをバスケットのネットに見立て、
ネットめがけ、お手玉を投げいれていきます
ゲーム内容は単純なのですが
これがなかなかの盛り上がりをみせます
そもそも娯楽というものは
パチンコがそうであるように
単純だからこそ、人間を熱狂させるものなのかもしれません
皆さま、まるで童心に戻られたかのように
生き生きとした表情を醸され
おてだまバスケットに熱中されていました
もちろんデイサービス和の誇る炎の介護職人たちも
負けてはいません
間違ってもバカとは思わないでください
この怪人二十面相ばりの豊かな表情が
ゲームをより一層、盛り上げるための隠し味になっているのですから
デイサービスセンター和
いい感じ
ですね
94歳現役絵師・安藤徹氏の世界
2016.09.01 歩こう会
本日は94歳でありながらも、今もってなお現役絵師を貫いておられる安藤徹氏の個展を観に
ミリカローデン那珂川に出かけてきました
安藤氏の作品の特徴は、すべてが色鉛筆で描かれていること
100種類もの色鉛筆を使い分け、
精巧かつ、ち密な作品を多数、発表されています
安藤徹氏のプロフィール
大正11年に福岡市で生まれ、小学校卒業と当時に看板屋へ弟子入り
戦時中は出兵先で絵の才能が重宝され
学習教材としての絵を担当される
戦後は兄と看板屋を立ち上げ
映画館の看板を始め、街中の看板等、多くの名作を残され、
現在94歳になっても未だ現役
絵描きとして、講師として那珂川町を中心に活躍されています
作品の素晴らしさはさることながら
私を一番驚かせたのは94歳とは思えぬ
安藤氏の鋭い眼力でした
まだまだ、何も終わっちゃいないんだ!
とでも言っておられるような
鋭い視線の向こうには
何の迷いもなく10年先、20年先の自分の姿を
しっかりと見据えておられるような力強さが伝わってきました
私達もまた、そうありたいものです!
同行された利用者さまだって、
気持ちは同じだったと思います
死ぬまで現役!
安藤徹氏の個展は9月3日(土)まで
ミリカローデン那珂川エントランスホールで開かれています
折り紙で夏を彩る
2016.08.27 折り紙教室
今月の折り紙教室のテーマは「夏を彩る」!
まずは紙皿をベースに折り紙で作った綺麗な花々を
エレガントに装飾してみました
自分の好みに合わせ折り紙を装飾していきます
お部屋に飾れば涼しげな夏を演出できます
こちらは何でしょうか?
まずはかのような折り紙細工を大量に制作します
次にそれらを一つ一つつなぎ合わせていきます
そういえば昔、煙草の空箱を使用して傘を作るのが流行りましたが
今回の手順もその要領に近いものがあります
意外に難しく、職員も含め悪戦苦闘
出来上がった作品は、かのようにお手玉として
遊ぶこともできました!
一方、こちらはデイサービス和と親交のある岩戸小学校のちびっ子から
届いた暑中お見舞いです
ちびっ子一人一人がデイサービス和に通われる皆さまにあてて手紙がしたためられています
かのように壁に貼り付け
周囲に色紙で作った朝顔をぐるりとはわせてみました
もちろんちびっ子たちへのお返事は
和を代表して利用者Hさまが、心を込めて手紙をしたためてくださいました
デイサービス和のホットな夏は、まだまだ終わりませんよ!