ブログ~和スタッフからのNEWS~

ハロウィーン・アレンジメント

2015.10.15 フラワーアレンジメント



今月のフラワーアレンジメントは

近年、日本で大流行のハロウィーンが登場します!

鑑賞用かぼちゃでハロウィンのシンボルであるジャック・オー・ランタンを作り

周囲を花々で可愛く添えていきます



登場する花は、以下のとおり、

秋を彩る花たちです




今回も皆さま、大いに熱が入っておられました



可愛いね!



ハロウィーンとは日本でいう秋の収穫祭とお盆が合体したもの、

一つだけ違うところは

ご先祖様の霊と一緒に、悪霊が一緒についてくるものだから

かぼちゃをくり抜き、その中に蝋燭を灯し

悪霊を退散させるという習慣があります



しかし今日の日本のハロウィーンブームがそうであるように

伝統とか習慣は、

その時代時代の雰囲気によって変化していくもので、

行く川の水は絶えずして、元の水にあらず…

正確な意味を、そこに見い出すこと自体、難しいようです



ちなみに日本での秋の収穫祭は新嘗祭(にいなめさい)といって

戦前までは、その日が国民の祝日となっていましたが

今日では農業という職業も廃れ

職業が多種多様に変化していったことから

労働全般を感謝する意味で

新嘗祭の祝日が勤労感謝の日に変化したという経緯があります



ハロウィンの歴史だって、似たようなものでしょう

アメリカのハロウィンだって、宗教色は薄れ

愉快に楽しくお祭りを楽しむといった雰囲気が

先行しているように思えます



「多くの日本人は、故郷の古い姿が破壊されて

欧米風な古い建物が出現するたびに

悲しみよりもむしろ、悦びを感じる

新しい交通機関も必要だし、エレベーターも必要だ

伝統の美だの日本古来の姿などというものよりも

より便利な生活が必要なのである」

ふと思い出したのが坂口安吾の「日本文化私観」の一節、

坂口安吾はこのように続けています

「京都の寺や奈良の仏像が全滅しても困らないが

電車が動かなくては困るのだ。

我々に大切なことは、生活の必要だけで

古代の文化が全滅しても生活は滅びず

生活自体が滅びない限り

我々の独自性は健康なのである。

なぜなら我々自体の必要と

必要に応じた欲求を失わないからである」



今日の日本におけるハロウィンブームは一見、

異教徒のお祭りをまねた無節操なお祭りのように

思われたりしていますが

伝統が先か生活が先かと言えば

生活があって伝統が生まれる、

そのように解釈するならば

私たちが大切にしなくてはならないものは生活以外の何ものではなく

伝統の中に生活が縛られること自体がナンセンスのように思われたりします


日本人の生活に根付きつつあるハロウィーンのお祭り

実際のところ、すごく楽しいんですよね!


地域密着~近所の子供たちのデイサービス体験~

2015.10.13 地域住民の皆さまと



近所のちびっ子たちが本日、デイサービス和に遊びに来ました

学校を通しての体験学習のようなものではなく

ちびっ子自らが申し出で、和にやってきたのです

たいしたものです

おじいちゃん、おばあちゃんが大好きなのでしょうか?

理由はどうであれ、元気いっぱいの笑顔を振りまいてくれました



一緒にレクリエーションに参加します



お話もはずみます



地域に根付いたデイサービスの在り様を考えると

これらの光景は、とても素敵なことのように思われます



また遊びに来てね!



これからも、たくさんの出会いを育んでいきたいものです



芋掘り~掘った芋、いじるな!~

2015.10.10 園芸レクリエーション(なごみ農園)



本日は毎年恒例の芋掘りをおこないました

今年も、豊作かしら?

まずは芋ズルを引っ剥がします



そして芋掘りが開始されます



どんどん芋が、掘り起こされていきます



大きいのやら、小さいのやら

ざっく、ざっく、芋が掘り起こされていきます



大きいでしょ!



小さすぎます!



ところで芋掘りで連想するのが、

「掘った芋、いじるな!」という言葉!

ご存知ですか?

What time is it now?

訳すると、今何時ですか?といった問いかけになるのですが

これが日本語で、「掘った芋、いじるな」と言えば

米英人にはWhat time is it  now?と聞こえるのだそうです

この話は、私が中学生で初めて英語教育を受けた際

英語の先生が私たちに話したダジャレでした

いや、当時の私にはダジャレとしか映らなかったのですが

後々考えるに、おそらく先生は、もっと深い意味を込めて

掘った芋、いじるな!の話をされたんだと思われました



What time is it now?を教科書通りに発音すると

ワッツ タイム イズ イツ ナウと読みます

しかし誰もが多かれ少なかれ経験していることだと思うのですが

学校教育を通して習った英語の発音など

実際に米英人と会話をしてもほとんど通じません

通用するのは試験の答案用紙といったバーチャルの世界のみです



それではなぜ、掘った芋、いじるななら通じるのでしょうか?

要はイントネーションの問題なのでしょうが

それ以上、詳しい理由はわかりません

ただ一つだけいえることは、

世の中、理屈通りにはいかないということです



それはこの業界でも同じことが言えます

どんなに長い経歴を持っていようと

どんなに高い教育と専門的な知識を持っていようと、

実践の場において利用者さまと心が通い合わなければ

それは単なる宝の持ち腐れ

かえって「掘った芋、いじるな」で接した方が

上手くいったりする時もあるのです



あの日、「掘った芋いじるな」の話をされた先生が

言いたかったことは、

そんなことだったのかもしれません…

第二回高塚地蔵尊参拝ツアー

2015.10.08 歩こう会



本日第2回目の大分の高塚地蔵尊参拝ツアーが行われました。

デイサービスセンター和から85.8キロあります。 

混んでないと、1時間10分ほどで高塚に行けます。



天ケ瀬方面へ行く途中、朝倉、田主丸、浮羽、杷木など通過しますが

皆様の思い出話で盛り上がります。

山田辺りから柿畑が延々と見えます。

「熟した柿が好き。」「次は柿狩りやね~。」

と話はエンドレスに続きます。



あっという間に到着しました。

車から降りて、天ケ瀬の空気を吸い、のびをし、山々に囲まれた景色を堪能。

ちらほらと木々が紅葉し始めていました。

まずは昼食場所を目指します。

少し坂道ですが皆様元気!

目的地をめざし、ゆるやかな階段も皆で励ましあいながら登られていました。




「やまいち」さんでお食事です。

ほとんどの皆様、大分名物のだご汁をご注文

「おいしい~。」「野菜たっぷりやね~。」「あなたも頼めばよかったのにぃ。」

と、大絶賛でした。

そして高塚で有名なゆで団子・高塚ようかんを頂きました

(ようかんと書いてありましたがこしあんに団子の生地?がまいてあるようでした。)

今回、お食事したやまいちさん、色々とても親切にして下いまして、

ありがとうございました!




まずは、本殿にお参りです。

しっかり挨拶をされました。



両手で抱えてお願いすると、願い事が叶うと言うお抱え地蔵様 

重そうです。



余裕の笑みの方もいらっしゃいますが、結構重いのですが・・・。

爽やかな笑顔。



こちらは、恵みの玉。

手を置くと、これまた願い事が叶うとされています。



まだまだ続きます。

水かけ地蔵様です。

地蔵様の頭は高い位置にあり、水をかけるのも結構体力がいり、

お地蔵様の顔付近でコツーンコツーン

必死でかける人もいればこれまた余裕の方も。



「一念洞」のトンネルの中には、閻魔大王様と六道の菩薩様がおられました。

(宝珠地蔵・宝印地蔵・持地地蔵・除蓋障地蔵・日光地蔵・壇蛇地蔵)



足手観音様にむかい「よく拝んどかないかんねぇ。」と仰られ

おっちょこちょいのスタッフに「あなたも拝んでおきなさい。」と念をおされていました。



高塚地蔵尊は日田市天瀬町なのですが

すぐ下の高塚地蔵尊第3駐車場前は玖珠郡になります。

そこにある和菓子のつたやさんで蕎麦饅頭を買いました。

そのお隣にまな板屋さんがあります。

銀杏のまな板が沢山ありました。

イチョウのまな板は昔から香りがよく、

復元力が強くて包丁の切れ味は抜群とのことです。



高塚さん参拝、恒例となりそうです。

皆様お疲れ様でした~。


第一回高塚地蔵尊ツアーの記事はこちらから
↓   ↓   ↓   ↓   ↓
http://www.kouchikukai.or.jp/nagomi/blog/detail/i/792/


モタさんの言葉「一笑一若、一怒一老」

2015.10.07 独り言



一笑一若、一怒一老(いっしょういちじゃく、いちどいちろう)

この言葉は精神科医であり随筆家であった故・斎藤茂太さんの造られた言葉です

読んで字のごとく

一回笑えば一歳ずつ若返り

一回怒れば、一歳ずつ老いるといった意味になります

かつて加藤茶さんが46歳の年差婚の披露宴の場で

この言葉を例えに出され、

「笑いの絶えない家庭にしたい」とおっしゃっていたのは記憶に新しいかと思えます

要するに、笑う門には福来るとでもいうのでしょうか?

笑いというのは人間の最も無防備な状態を指して言います

しかし無防備だからこそ、そこには周囲の人たちの安心感が生まれ

笑いは周囲を巻き込み、そして幸せな空間を作り上げていくものです



一笑一若

それは精神面だけでなく、科学的にも笑いの効能は幾つか立証されています

まずは笑いを発することで

体の免疫力に関わる血液中のT細胞と抗体が増加することが立証されており

これにより体の免疫力が高まり、

病気にかかりにくくなります



また笑うことは胸の横隔膜を大きく動かし、

脳への酸素の供給量を増加させる働きを持っています

つまり、笑い続けるということは

深い呼吸を大きく繰り返しているということになるわけで

運動の苦手な方にしてみると

笑い続けることでその代用足らしめることもできるのです

ちなみにスウェーデンのイエテボリ大学の研究チームの発表では

肺機能の良い人はアルツハイマー病にかかりにくいという

研究結果が発表されています

非常に興味のある研究内容となっています



さらに笑いは、ナチュラル・キラー細胞(NK細胞)という

人間の体の中に一日3~5千個も発生しているという癌細胞を

退治する役割を担う細胞の活性化にもつながっています

笑うとNK細胞はパワーアップして癌細胞を破壊し

逆に笑いの少ない人はNK細胞の働きが弱く

癌の発症率が高まります

病気は気からといいますが

あながち、単なる迷信ではなさそうです



かのように笑いというものには

科学的にも様々な効能があるようです

一笑一若、

ようするに笑えば笑うほど健康になるということなんでしょうね!



最後にこの言葉を作られた斎藤茂太さんは

父を詩人であった斎藤茂吉にもち

弟を小説家の北杜夫にもち

自らも精神科医として、

心と家族をテーマにした心温まる随筆を数多く残されました

温厚な人柄で「モタさん」の愛称で親しまれ

モタさんの残された言葉はNHKの「モタさんの言葉」という番組で

二年に渡って放映されました


人の顔を美しくする最高の美容師は、笑いである

感情で表情を変える人より、表情で感情を変える人が賢者

何を笑うかで人間がわかる。なんでも笑えば人間は変わる

悲観的になるのは、自分のことばかり考えているから

人は何を語るか、だけでなく、「何を語らないか」で判断される

他人に花を持たせよう。自分に花の香りが残る


素敵な言葉をたくさん、残されています




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