ブログ~和スタッフからのNEWS~

芸術の秋~書道編~

2018.10.03 美術・文芸レクリエーション




10月に入り、朝夕めっきり肌寒くなってきました。

今回は、秋を題材に書道をいたしました。

表紙はHさんが書かれた、今が旬の魚、さんまです。かわいでしょう!?





こちらのお手本は、味覚の秋  

秋の味覚といえば、栗、カキ、松茸等などなど、数えきれず




皆さん書きながら、松茸もいいけど、魚なら秋サバ、秋あじ、秋鮭などなど

またまた、食べ物の話ばかり(笑)





集中して取り組まれているAさん

皆さんが食べ物の話しばかりされている中、ポツリと、紅葉を見に行きたいね~っと

いいですねー。




何年ぶりに、筆を持ったかなーっと、Mさん

いえいえ、昔取った何とか、と言うじゃないですか、精神統一して、取り組まれていました。




Sさん、文字からですが、しっかり秋を感じますね。




こちらでは、虫眼鏡を片手に、パズルに挑戦中

ふむふむ、なるほど、それはですねー





それは、そこよ

あー、ここね、そうそう

いつしか周りの方も参加して、みんなで考え中

完成間近です。

文責:古谷

真剣書の道

2018.02.01 美術・文芸レクリエーション



書写レクF952をいたしました。



皆さん、集中しておられました。



丁寧に写され・・・・真剣ですF995



書く事が好きなんですねF8EE



こちらは、書道をいたしました。




きれいな字で皆さん、素晴らしいF99F



本当に皆さん、集中して筆を動かされていました。




思わず、息を止めてしまいますよねF9C7




筆を持つ手がプロF9CC




字がきれいですよねF9A0





インスタ映え・・・・・してますか(笑)   ハイ!してますよー笑顔が素敵すぎるF9F8


名画を塗ろう~ボッティチェリのヴィーナスの誕生~

2015.11.25 美術・文芸レクリエーション



デイサービス和のレクリエーションで

地味ながらも一部の人たちに人気のある「名画を塗ろう」シリーズ

今回は初期ルネサンス期の画家・ボッティチェリの大作

「ヴィーナスの誕生」を塗り絵で描きます



ルネサンス期の三大巨匠といえば

レオナルド・ダビンチ、ラファエロ、そしてミケランジェロと言われていますが

ボッティチェリも負けてはいません

明確な輪郭線、そして繊細で優美な線描手法は

厳格な古典リアリズムを作風に持つダビンチたちの手法と一線を画しており

今もってなお、見る者の心を魅了し続けています



デイサービス和においても、

この「名画を塗ろう」シリーズが利用者さまの評判よろしく

人気を博している理由もそんなところにあり、

幼稚な塗り絵を描くよりも断然、

名画と呼ばれる作品を塗る方が

絵心を刺激するというものです



と言っても皆さま、

原作に忠実に色を塗られているのではなく

それぞれが、それぞれの個性を画用紙に投影させ

自分なりの色使いで作品を描かれているのには

驚かされます

それはそれで凄いことなんですよね!



おそらく私が同じ作業をするならば

一生懸命に

原作に忠実に、色を塗っていこうとするのでしょうが

どんなに忠実に原作の色を出したところで

所詮はレールの上を走っているだけ

そんな風に考えると

ヴィーナスのブラウンの髪の毛を紫に塗ったり

単色の貝殻の模様を色とりどりに塗ったりと

その破天荒な皆さまの色遣いに

皆さまの人間の大きさを感じずにはいられません

そもそも芸術とはそんなもので

人と同じことをしても単なる猿まねに過ぎないのです

そこには自分らしさの欠片も介在していません



それは仕事や学業だって同じことで

言われたことを、訳もなく忠実に、こなしたところで

それは単なる苦役に過ぎません

面白くもへったくれもないはずです

就業時間の鐘が鳴ると、とっとと帰りたくなります

それはそれで労働者の権利なのでしょうが

なんだか後姿に哀愁が漂っているように思われます



ちなみに上の写真のカトリーヌさんは

とっとと帰ろうとしているのではなく

休みでありながらも、仕事が気になり

わざわざ和にやってきて仕事をしようとしているところです

まさに和の誇るモーレツ社員!

皆からは、私生活が余程暇なんだと馬鹿にされていますが

そもそも芸術家とは死んで初めて認められるもの、

くじけず、己の信じる道を突っ走ってもらいたいものです!



ちなみにデイサービス和のヴィーナスといえば…

マニアックな一部の利用者さまに人気のあるこの二人!



楽しく仕事をしているようです




インドの山奥で修業を積んできます

2015.09.02 美術・文芸レクリエーション



9月になりました 

秋というには、まだちょっと早すぎるような気がしますが

本日の和のレクは季節を先取りして

芸術の秋と洒落込んでみました

題して「画伯になろう」

職員の顔をデッサンします



現物より、はるかに素敵な作品の数々が

デッサンされていました

現物を忠実に模写するのではなく

モデルとなった職員への作者の気持ちが

作品に投影されているような気がします

心優しい職員には柔和なイメージが付加され

根性の悪そうな職員には

この世のものとは思えない様相となって表現されています



気持ちは正直です

そこには嘘、偽りが一切なく

一人一人の職員の特性が端的に表現されているとしか言いようがありません



こんなの私じゃないわ!

そう叫んでみたところで

自分のことを最も理解できていないのは当の本人だけなのです

哲学の根本に流れる主観と客観の一致は

永遠に交わることができないのです

そして、このように目を伏せておきたい現実を

見の前に叩きつけられると

自己のアイデンティティが崩壊し

気が変になってきます



それでも情容赦なく襲ってくる

自分が知らなかったもう一人の自分の姿…

昔はモテモテ街道一直線だったという職員Wさん

残酷な時の流れの中に見事、撃沈!

顔がひきつりまくっていました



憧れの介護職員になって8ヶ月目のTさんも

無駄な抵抗を繰り返していました

これ、私じゃないですよね!

ね!ね!ねっ!

お願いだから私じゃないと言ってください~



さらに別の利用者様からも、こんなふうに描かれ

Tさんも見事に、撃沈!

明日から有給休暇をとって

インドの山奥へ自分探しの旅にでかけてきます!



そうですね

がんばって、修業を積んできてください!?



秋は物思いの季節です

センチメンタルジャ~ニ~♪

百人一首で遊ぶ~あっぱれじゃ!~

2015.06.06 美術・文芸レクリエーション

今回は、なごみ初の百人一首です。

果たして成功となるか・・・

スタッフも、どきどきの百人一首大会のはじまりです。



「小倉百人一首」は、今から1400年前の飛鳥時代の歌人から、

800年前の鎌倉時代の歌人まで、

総勢100人の歌人が選ばれ構成されています。

「小倉百人一首」の選者は藤原定家

(ふじわらのさだいえ、別名「ていか」と音読されます)という方です。



定家さんの歌友達に、

宇都宮蓮生(うつのみやれんしょう)という方がいました

蓮生さんとは自分の息子を蓮生さんの娘に嫁がせるほど、

二人は仲がよく、

現在の京都嵯峨野の近くの小倉山に蓮生さんが別荘を建てられた時、

別荘の襖(ふすま)の飾りに、百人の和歌をひとり一首ずつ選んで欲しいと、

定家さんに頼まれたのが百人一首の始まりと言われています

ちなみに選定したのが小倉山の別荘だったことで、

「小倉百人一首」とも呼ばれています。




そんなウンチクを皆さまに説明すると

皆様「へえ~っ」とそっけない返事、

そんなことより、早く始めましょうよ!

と始まる前から皆さま、血気盛んなご様子でした



皆様があまり乗り気でなかったら

「坊主めくり」でもしようと思っていたのですが

百人一首が始まるや皆様の目は真剣!

「ふぉっふぉっふぉっ。苦しゅうない、けっこうけっこう。」

とは言われませんが、最年長のY様が審判となって

いよいよ試合が始まりました



百首の中には恋の和歌が四十三首もあり、

女性だけでなく、男性の歌も多く含まれています。



「素晴らしい歌も、沢山ありますよね。」と

あまりにも白熱する雰囲気を鎮めようと

歌の内容も鑑賞しましょうと、

声をかけてみても

皆様、見向きもされません



ただ勝つことのみ!

どうだぁぁ~!



すると職員も負けじと身を乗り出して札をとります



ここまで盛り上がるとは夢にも思っていませんでした



ただ監査役のY様だけは、

誰かズルをしないか真剣に試合を見守っておられました



ちなみに、カトリーヌさやか先生は

テーブルの上に身を乗り出したとかでイエローカード!

激しくY様に怒られていました



そして戦いが終わるや

あっぱれでごじゃりましたと和の長老Y様、

カラカラと笑い声をあげながら場をしめられていました



                           文責:まつたかこ

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