ブログ~和スタッフからのNEWS~

花畑園芸公園で梅見~春の陽気に夢野久作~

2016.02.27 歩こう会



福岡市民の森として親しまれている標高597mの油山のふもとに広がる

花畑園芸公園の梅が見ごろを迎えています

本日は久しぶりの晴れの合間を見計らって

歩こう会行事を通じ花畑園芸公園に梅見へ出かけてきました



満開の梅の花が咲き乱れる小道をてくてくと歩いていきます



ほのかに梅の香りが漂ってきます

梅の香りといえば福岡出身の小説家・夢野久作さんの

短編小説「梅のにおい」の中で

ウグイスを擬人化させ、このような台詞を言わせています

「あたしはねえ、梅のにおいを嗅ぐと何とも言えないいい心持ちになって

歌がうたいたくなるのです

そうしてあちらこちらと躍りながら

飛びまわりたくなるのです」



一方、ウグイスに対峙する猫は梅の香りなんて

言われるほど大したものではないと独りごちります

しかし梅の花の周りを飛び回るウグイスを見ていたら

ウグイスが食べたくなって、お腹が空いてきます

そこで猫はウグイスにこう、うそぶきます

「ニャーニャー、ホントにいいお天気ですね

それにこの梅の花のにおいのいいこと

ほんとに(梅の花が)食べたくなるようですね」

ここから猫とウグイスの攻防戦が続いていくのですが

「ドグラマグラ」を始めとするおどろおどろしい夢野久作さんの作品の中にあって

なんともあくびが出てきそうな春の一コマを描写した

ほんわかとした作品に仕上がっています



ちなみに小説家夢野久作さんのペンネームは

「夢野久作」といった博多弁からつけられています

博多では古くから、夢うつつのようにボケ~としているぼんやり者を

「夢野久作」と呼んでいます



これから春が近づき

日差しが暖かくなっていくと

ぼんやり者の夢野久作さんが

たくさん出現してくるかもしれませんね



ごろんと草の上に横になってみたくなるような

ポカポカ陽気の本日の歩こう会でした









桜桃の湯~どこかで春が生まれてる~

2016.02.26 入浴



本日26日は毎月恒例のお風呂の日

今回は早春の季節に合わせ桜桃の湯を楽しんでいただきました

といってもここでの桜桃はサクランボを意味しません

桃の香りの入浴剤を使用し

その上に早咲きの桜の花びらを浮かばせます

正確に言えば桜と桃の湯といった方が良いかもしれません



窓から差し込む朝の光に包まれて

沸き立つ湯気が楽しそうに踊っているかのようです



窓辺にも桜の花を置き

春のイメージを沸き立たせます



ちなみに窓の向こうはちょっとした枯山水(?)の庭園となっており

のんびりと外の景色が楽しむことができます



ついでにベテラン介護士さんたちによる入浴のお手伝いもおこなっています



まだまだ春というにはほど遠く、寒い毎日が続いていますが

デイサービス和のお風呂に入れば

心も体もぽっかぽか

どこかで春の足音が聞こえてくるような予感がしました




那珂川北中学校の体験学習~ボーイズビーアンビシャス!

2016.02.25 地域住民の皆さまと



毎年恒例の那珂川北中学校の体験学習が2月24・25日の2日間を通し

デイサービスセンター和でおこなわれました

まずは朝の会で自己紹介



将来の夢は何ですか?

との利用者様からの質問に

「介護福祉士になることです!」

と答え

「がんばりいね!」と励ましの言葉をもらっていました

この業界も捨てたもんじゃないですね!

ボ-イズビーアンビシャス!

少年よ 大志を抱け!



一方、こちらは少年たちの夢、

憧れの介護福祉士であり

デイサービス和の介護職員筆頭M先輩が

ちびっ子介護士たちを愉快にサポートしていきます



必要以上に張り切りすぎて

ちびっ子介護士さんたちは、ちょっとドン引き!



なんなんでしょう、このおばさんは…?



すごすぎます!?



あまりにも刺激が強すぎたので

担当をノーマルな職員に代えて

通常勤務についてもらいます

まずは普通にラジオ体操



生活リハビリの一環として取り入れている台拭き

配茶を利用者さまと一緒にやってもらいます





利用者さまがおこなっている脳トレ問題の採点もやってもらいました





自然と会話もはずんでいきます



そもそもデイサービス和の利用者さまは皆、気さくな方ばかり



カメラを向けるとこの表情







利用者さまのとびっきりの笑顔に触れて

ちびっ子介護士さんたちは何を思ったでしょうか?



わくわく健康体操教室にも参加してもらいました

今日の体操は「大相撲体操」です



はっけよ~い、のこった!



こちらは午後からのサークル活動



ちびっ子介護士さんたちの表情も次第にやわらいでいき

利用者さまの笑顔と優しく溶け合っていきます



そして彼らが主体となってレクリエーションをおこなってもらいました



ちびっ子介護士さんたちを中心に

場が盛り上がっていきます



気がつけばみんな、友達



そうして楽しかった二日間は幕を下ろしていきました



帰りの会で校歌を歌ってもらいました



そしてちびっ子介護士さんたちが作ってくれたという

紙細工の可愛い花のブローチが

利用者さま43名一人づつにプレゼントされました



とても楽しい一日が送れました

勉強に励んで立派な大人になってください



お礼に利用者さまを代表して何名かが

ちびっ子介護士さんたちに感謝の意を伝えてくださりました



ありがとね



夢をあきらめないで

可能性に向かって突き進んでください

昔と違って、今はそれができる時代なのですから



最後に帰宅の途につく利用者さまを

玄関先でお見送りしました









また遊びに来んしゃいね!



明日から、またいつもの日常に戻っていくと思うと

とても淋しい気持ちにかられました



楽しい二日間をありがとうございました

頑張って立派な介護福祉士になってください!

                     デイサービス和職員一同



お雛様アレンジメント

2016.02.23 フラワーアレンジメント



今月のフラワーアレンジメント教室は

春の到来を予感させる花々が数多く登場します

ざっとこんなものです!




豪華絢爛でしょ!

デイサービス和は早くも春到来!

そして本日のフラワーアレンジメントは、

これらの花々を使用して

「お雛様アレンジメント」と洒落込んでみました

お雛様アレンジメントとはこれらの花々を使って作る雛飾りです

まずはスプレーカーネーションの赤と白で

お内裏様とお雛様をイメージしていきます

どうでしょうか?



その両サイドにチューリップを立て

これをぼんぼりに見立てます



これを原型とし

後はそれぞれの感性で雛段を飾っていきます



菜の花、桃の花、スイートピーそしてバラ…



これらの花々は、全国三位の花の生産を誇る

糸島半島の花農園から直接仕入れているものです

だから鮮度も良く、いち早く季節を先取りすることができるのです



これが完成品!

豪華絢爛な雛飾りに仕上がっているでしょ



あかりをつけましょぼんぼりに

お花をあげましょ桃の花♪



お雛祭りが待ち遠しい今日この頃です

天領日田のひな祭りへ行く

2016.02.22 歩こう会



今回は、大分の小京都・日田へやってきました。

2月中旬から始まっている「お雛様」が目当てです!

さあいざ・出陣!・・・の前に

まずは、腹ごしらえです。



日田と言えば、日田焼きそばが有名ですが

「金比羅うどん」さんも有名です。

ということで、うどん屋さんに決定!

モチモチの美味しいうどんを堪能しました。



昼食をすませると、さっそく豆田町の日田醤油のひな御殿さんへ!

ひな御殿さんは日田の中でもひな人形の数が多く

三千体以上を公開されているそうです。







日田は、江戸時代に京や大阪で買い求めた豪華絢爛の雛人形等が残っていて

全国各地のお雛様ブームの火付け役になったそうです。



豪華絢爛なひな人形がこれでもかといわんばかりに

展示されていました



官女だらけです。



こちらの享保雛は大名,お殿様しかもてなかった人形なのだそうです。

説明に、能面を思わせる表情と書いてありました。 



能面をつけた方々も沢山いらっしゃいました。



















お人形の表情の違いをみて皆様の顔がほころびます。



「可愛らしかねぇ~。」



珍しい「おきあげ雛」



おきあげ雛は庶民の雛人形とも言われ親しまれていたそうです。



「おきあげ」とは、おひなさま、歌舞伎や浮世絵を題材に、

各家々の女性が手作りで羽子板の押し絵と同じように下絵を描いて、

厚紙に写し、綿をのせて、着物のはぎれなどの布地でくるみ、

貼り合わせその中に細かく削った竹を取り付けて、

ワラや畳のヘリに挿して飾るのだそうです。



皆様 うっとり♥



吊るし雛も見事でした。



今回は、日田出身のYさんがガイドを務めてくれました。  



大きなお雛様と一緒に記念撮影です。



次の行き先は、おやつを買いに行きます。

日田といえば「そば饅頭」「日田杉の下駄」「どんこ(干し椎茸)」

今回は日田駅前のそば饅頭屋さん「八起~やおき」さんにお邪魔しました。 



ハヤの甘露煮も美味しいですよ~。



そば饅頭を買って、三隈川がよく見える公園でお茶タイムです。


目の前には、亀山公園と川と夏には鵜飼いで使う屋形船が見えます。

日田のデートスポットですと語るYさん



普通は水郷(すいごう)と読むところを日田は、水郷(すいきょう)と濁らずに読むのは

水が濁ってないから!と読み方に日田の方のこだわりがあるとかないとか

日田出身のYさんが説明をしてくれました。



そして、水が綺麗なところには美人が生まれるそうですよ。と

皆様に何回もアピールするYさんを尻目に皆様は「おいしいね~。」と

そば饅頭に夢中のようでした。






今回の日田雛祭りツアーは天気がよくなり、とてもいい小旅行でした。

日田の皆様~また、遊びに来ます。

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