ブログ~和スタッフからのNEWS~

おらが春~小林一茶を詠む~

2015.03.21 美術・文芸レクリエーション



デイサービス和のわくわく健康体操教室では

二日間にわたって小林一茶の音読をおこないました



小林一茶といえば、江戸期の農家の人で

「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」

「やれ打つな蝿(はへ)が手をすり足をする」

「やせ蛙まけるな一茶ここにあり」

といったふうに小動物をテーマにした俳句が

たくさん見られます



実に親しみやすい俳句が多く、

松尾芭蕉、与謝蕪村と並んで江戸期の俳人トップ3にあげられていますが

芭蕉、蕪村の俳句が、どこかしらお高く留まっている作風であるのに対し

小林一茶の作風は誰もが共感できる庶民性を備えており

おそらく、俳句に興味のない人でも

小林一茶の俳句なら知ってるといわれる方も

たくさんいるんじゃないでしょうか?



「やれ打つな蠅(はえ)が手をすり足をする」

この俳句の意味は

蠅をたたき殺すのは良くないことですよ

ほらごらんなさい、蠅が手をすり足をすって

命乞いをしているじゃないですか

ってな感じなんでしょうが

その観察力と想像力は凄すぎます!



それを皆で声を合わせ音読します



「名月をとってくれろと泣く子かな」

わがままな子供ですね~

こんな子供は将来、ろくな大人になりませんよ!

と、私見を交えて説明するのが今回の講師役、職員Hさん!



さらにどこで調べてきたのか

小林一茶のプライバシーまで暴きまくります!

小林一茶、初婚が52歳、相手はなんと28歳!

男性陣にしてみると、うらやましい限りの年の差婚!

さらに、その妻が10年後に亡くなってしまうんですが

すぐに後妻を迎えます

しかし今度は三か月後に逃げられてしまうんですが

やせ蛙負けるな一茶ここにありってな感じで

すぐに三番目の奥さんを迎えます

しかも今度も相手は32歳!

ちなみに小林一茶は63歳!

凄すぎます

「茶」つながりでいえば、加藤茶の年の差婚も話題になりましたが

小林一茶はその上をいっていますとHさん、

得意げに語っておられました



ともあれ、小林一茶

文学者であるのはもちろん

人としても

ただ者ではなかったようです

すごく魅力的な人だったようですが

デイサービスのブログではこれ以上のことは書けません

あしからず



デイサービス史上最強最悪なレクリエーション

2015.03.19 NONE

本日紹介する「棒サッカー」といわれるレクリエーションは

転倒はもちろん、様々な面で

危険度の高いゲームであることを最初にお断りしておきます

まずはゲーム内容ですが

利用者様に二列に向かい合って座っていただき

手には棒を持っていただきます

棒の素材はエキサイトして誰かを殴る可能性があるので

新聞紙を丸める程度の柔らかい作りであることをお勧めします



このゲームはチーム戦です

横に並ぶ者たちが同じチーム、

向かい合う人たちが敵チームになります

「あいやぁぁぁ~」

職員がボールを投げ込みます!

ボールはビーチボールぐらいの

柔らかい素材のものが良いと思います



次に、投げ込まれたボールを

チーム一丸となって棒で転がしていきます

目指すは列の両サイドに設けられたゴールネット!

目指すゴールはチームによって右と左に分けられ

ようするに正反対に設置されるので

ボールは右や左に激しくのたうち回ります!

ちなみにゴールネットは入浴時に使う着脱のかごを立てて使用しました



一見、楽しそうに見えるゲームですが

試合は必ず、白熱します!

興奮のあまり立ち上がってプレーしてみたり

向いの人を殴ってみたり

試合が終わったら新聞紙で作った棒は

ボコボコに崩れ去っています



なのでこのゲームをおこなうにあたり

人選が必ず、必要となります

おだやかな人たちで構成するのがベストです



なお、このゲームをおこなうにあたって

生じたいかなる損害に対しても

当デイサービスセンターは、一切の責任を負いかねます

自己責任でお願いします

                                文責:一試合完全燃焼!炎の介護職人まつたかこ

思えば遠く来たもんだ~職員Tさんの頑是ない歌~

2015.03.18 音楽レクリエーション

今日のレクの1つは、リズム体操です。

3月16日 人気番組『主治医が見つかる診療所』 ※テレビ東京で 

手と足を動かしながら歌う「グッパー体操」が脳に良いということで

似たようなリズム体操を行いました。

憧れの介護職員になって92日目のTさんが担当です。



まずは、♫あか~い リンゴに くちび~る よ~せ~て♫と

リンゴの唄で手や足を動かしながら、リズムをとります。

Tさんの体が歌声にのって

しなやかに躍動します!



1週間前に退職願をたたきつけ

利用者様になぐさめられ

泣きに泣いたあの日の出来事が嘘のようです。



今となっては、すべてを吹っ切り

さわやかな気持ちで介護の仕事に邁進しています

どんとこいやぁぁぁぁ~!



思えば事務員として医療法人光竹会へ入社して今年で7年目、

Tさんはまさに光竹会のさすらいの旅人なのです!


思えば遠く来たもんだ

十二の冬のあの夕べ

港の空に鳴り響いた

汽笛の湯気は今いずこ…




中原中也の詩じゃないけれど

Tさんの頑是ない歌はこれからも、

静かなアルペジオのリズムにのって

和を優しく包み込んでいくことでしょう。



               文責:一試合完全燃焼!炎の介護職員まつたかこ



ちびっ子介護士、登場!~ティッシュケースを作る~

2015.03.17 手芸レク(お裁縫クラブ)

今日は、春休みということで、

いつも日本舞踊で踊りを披露しに来てくれる勝美小町のSちゃんが

デイサービス和に、介護の手伝いに来てくれました。

春ですね! 和にも、花が咲きました!

Sちゃんのふんわりムードに、みなさまも、ほんわかと嬉しそうです。



Sちゃんは、朝の動物体操にも参戦です。

何の動物の体操でしょう・・・おいち、にい、さん、しぃ・・・



これは、ペンギンの動きでしょうか?  うーん、しかし

くったくのない笑顔がかわいいです。



みなさま、癒されているようです。



ニワトリの動きでの体操です。

「コケコッコー 英語ではクックドウドウ~だったかいな~。」と体を動かされています。

スタッフも(特に男性職員) いつもより、張り切っているようです。



4月から、高校生に進級します。 

「私達もそんな時代もあったとよ~。最初からこんなんじゃなかとよ~。」と

冗談を飛ばす皆さまでした。



こちらの女子職員も大奮闘

おっとせいのポーズ!



お昼からは、裁縫クラブの会長と副会長のレクに参加するSちゃん

素早い手さばきに圧倒されているようです。 



今回は、テッシュケース作りです。



裁縫クラブ・大先輩の、手ほどきを受けます。



目にもとまらぬ早業で縫い物をされます。



こ1時間でこんな立派なテッシュケースが出来上がりましたよ!



自分からどんどん声を掛け

皆さまに楽しそうに話を持ち掛けるSちゃんに

感心しきりのスタッフでした。

今日は、Sちゃんに沢山パワーをもらいました!

本当にありがとう♡  


一方、デイサービス和の飛び出せ青春!カトリーヌさやか先生は

精神年齢ではSちゃんに負けないわよと

得意の漫画でSちゃんが作ったティッシュケースに対抗していました

さやか思う故に、さやかあり!

未だ青春迷子…カトリーヌさやか、三十歳の春

魂の叫びをご覧ください!



              文責:さすらいの介護職員、まつたかこ


がんばれ介護!

2015.03.16 独り言



全産業の平均賃金よりも10万円も低いと言われている介護職員のお給料、

おまけに、肉体労働を強いられるといったイメージも拍車をかけ

当然、なり手は少なく、それでも高齢化が進む中で、

これから10年の間に100万人の介護職員の増員が必要といわれているのだから

かなり深刻な社会問題となっています



仮に介護の世界に興味を持ち、この仕事に就いたとしても

肉体的にも経済的にも人生設計が描かれず、

大概の人が資格を取得して専門職の分野へ

流れていくのが常です

個人の問題としてはそれで良いかもしれませんが

全体の問題としては有能な介護職員を流出させているのだから

事態はより一層、悪くなっていくだけです



確かに介護保険制度が確立された当初は

専門職の補充が急務で(実は介護の仕事も専門職なのですが)

事業主もそれに見合った給与体制を敷いて

専門職に就くのが介護職員の出世のあり方として

資格の取得を奨励していたものでしたが

あれから15年近くたとうとしている今日、

形勢は逆転し、一番下に位置づけられてきた介護職の需要がなくなり

外国人労働者を導入したり

介護職員処遇改善と称し助成金を交付したり

国を挙げて大騒動しているといった状態が慢性化しているのが実情です



しかし幸か不幸かデイサービス和は

介護大好き人間のふきだまり

勉強は大の苦手で、介護記録は誤字脱字のオンパレード

その上、これといった上昇志向もないけれど

高齢者の方々を元気にするパワーは誰にも負けません!

通常、私たちの仕事はケアマネージャーが作成したケアプランに沿って

サービスを展開していくものなのですが

ケアプランはあくまでも、塗り絵でいうなら下地にすぎず

それに「彩り」を加えていくのが私たちの仕事となっています



なんてことのない作業が 回り回り回り回って

今 僕の目の前の人の笑い顔を作っていく

そんな確かな生き甲斐が

日常に彩りを加える

モノクロの僕の毎日に頬が染まる 温かなピンク

増やしていく きれいな彩り~♪

Mr.Childrenの「彩り」という歌が大好きです



更に私たちを例えていうなら

刑事ドラマに欠かせない、現場一筋40年のデカとでもいうのでしょうか

出世にも見放され

家庭をかえりみず、女房に逃げられ

それでも現場一筋、仕事を貫く仕事バカ


実のところ、私もそんな介護バカになりたいと切に願っているのです

死ぬまで現場一筋!

がんばろうぜ、日本全国の介護職員のみなさん!

                       文責:炎の介護職員 まつたかこ


★おしらせ★

同法人グランドG-1ブログも書いています!

ぜひ、ご覧下さい!

①第一回お茶会開催~茶の湯とは心で伝え、目に伝え~
http://www.kouchikukai.or.jp/g1/information/detail/i/72/

デイサービスへ行く~あったかいんだからぁ~
http://www.kouchikukai.or.jp/g1/information/detail/i/71/





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