春風のいたずら
2016.04.14 フラワーアレンジメント
今回のフラワーアレンジメントのテーマは「春風」、
ニューサイランを丸めることで円を描き
その中に春風が通りすぎていく様をイメージします
春風の通り道には
たくさんの花々が咲き乱れています
その中でひときわ目立っているのが芍薬(しゃくやく)の花です
そして芍薬の花を中心に色鮮やかな春の花々を配置していきます
今回も豪華絢爛な花ばかりでしょ!
春風に乗って、花の香りが優しく嗅覚を刺激していくかのようです
そしてこの季節特有の、ちょっとせつない思い出までもが加味されて
胸がキュンとなってしまうのも
春風のいたずらのせいでしょうか?
怖いわ 怖いわ 怖いわ
こんな時こそ あなたに居てほしい~♪
最後は山口百恵さんの「春風のいたずら」で
しめさせていただきます
年がばれちゃいましたかね…
フラワーデコ~カーネーションの置物~
2016.04.13 装飾粘土教室
今日は待ちに待ったデコ粘土教室の日です
今回のお題は来月5月の母の日にちなんで
カーネーションの置物を作成します
利用者さまのお母さんといえば
おそらくすでに他界されているものと思われますが
連れ添われてきた奥さんに贈られるのもよし
お孫さんがお母さんに贈られる時に使ってもらうのもよし、
はたまた自分の鑑賞用として使ってもよし、
用途はそれぞれですが
ここはあえて、亡き母に捧げてみたいものです
それにしてもデコ粘土教室で花を作るのは久しぶりのことで
作成難易度も今まで以上に上がっていました
身近にある色々な道具を駆使していきます
そして今回は細かい作業が続いていきました
一番、骨を折ったのが花本体の作成です
花びら一枚一枚を貼りあわせ、
カーネーションらしく作りあげていかなくてはいけません
周囲には草を配置し
カーネーションの存在をより際立たせます
う~ん、どうかしら…
先生に見立ててもらいます
そして、これが完成品
どうでしょうか?
母よー
淡くかなしきもののふるなり
紫陽花いろのもののふるなり
はてしなく並樹のかげを
そうそうと風のふくなり…
たまには童心に戻り
お母さんの思い出に浸ってみるのも良いかもしれませんね
招き猫を作る~福よ来い~
2016.04.11 陶芸教室
今月の陶芸教室は、開運招福、千客万来、商売繁盛をもたらす縁起の良い置物として
古来から多くの日本人に愛用されてきた招き猫を作ります
ちなみに右手を挙げると、お金や財産を招き
左手を挙げると、お客や友人を招くといわれています
どちらを挙げるかは、皆さまの自由!
しかし、大半の方が右手を選択していましたっけ!
皆さま、かなり現実的なんでしょうね!?
これまた、ちょっとした豆知識として
右手を挙げているのがオス
左手を挙げているのがメスとも言われています
人気のある置物なので、
色々なバリエーションが存在しているようです
招き猫の色によっても違い
白い猫は福を招き、黒猫は魔除け
金色は財運、銀色は長寿と繁栄
赤色は健康、桃色は愛情と様々です
発祥はもちろん日本なのですが
今日ではお隣の中国、台湾をはじめ
海を渡ってはアメリカでも人気商品となっているそうです
アメリカではウエルカム・キャット、ラッキー・キャットと呼ばれ
招き手の反対の手にはドル硬貨を持っています
(日本では小判を持つのもあります)
そして日本の招き猫と違って
招き手は手の甲を前に向けています
これは日本とアメリカの文化の相違で
アメリカでは日本のように手のひらを表に見せると
「しっしっ、あっちいけ!」というふうにとらわれ
手の甲を表に見せることにより
「カモ~ン」というふうに解釈されているからです
たかが招き猫、されど招き猫
奥が深いですよね
それにしても今月の陶芸教室も
物が物だけあって、皆さま真剣勝負!
完成したら宝くじでも買ってみようかしら
いやはや、焼き上がりが楽しみですね!
小川内の杉の移植~7億8600万円の一大プロジェクト
2016.04.09 歩こう会
デイサービス和のお花見ツアーの最終章は
昨年同様、福岡市で一番最後に花開く
脊振山頂直下に位置する板屋集落の桜見物で幕をおろしました
下界ではすでに散っている桜も
ここでは標高がはるかに高い分、満開です
これで福岡市も余すことなく春色一色です
本来なら本日のブログはこの話題で終わるところなのですが
板屋集落に向かう手前で珍しい光景に出くわしたので
ここに記しておきます
珍しい光景とは、この写真なのですが
何をしているかといえば佐賀県の天然記念物に指定されている小川内(おがわち)の杉という巨木を
レールに乗せ、引き上げようとしています
この地は現在、五ケ山ダムという新しいダムが作られようとしています
そのダムの底になる場所には、かつて、五ケ山という集落があったのですが
今ではダム建設に伴い、集落は跡形もなく消え失せています
しかし、その集落にかつて神社があり、そこに祀られていた小川内という杉だけが
現在も取り残された状態となっていました
はたして、この神木を、そのままダムの底に沈めてしまうのか
どのような話がなされたのかよくわかりませんが
結局、小川内の杉は、かのように盛土で傾斜を作り、レールを敷き、
10メートル四方の鉄製の箱に杉を入れ、上に運びあげ、移植をするという方法がとられたようです
正確な移動距離は高さ43メートル、南に22メートル
ちなみに小川内の杉の大きさは
三株の杉が根元で癒着している状態で
樹高39メートル、根回り13.4メートル、
樹齢700~800年と推定されています
そして移植の総工費が7億8600万円というのだから驚きです
ウルトラマンだったら、あっという間に持ち上げてくれるのでしょうが…
これは国内に例がない一大プロジェクトだそうです
国内に例のない一大プロジェクトというからには、そこにはテレビ局をはじめ
新聞社や見物人がわんさか詰め寄っていました
はたして、この国内に例のない一大プロジェクトに対し
どのような報道がなされるのか、わかりませんが
7億8600万円もかけて移植される神木なのだから
きっとご利益もあるのだろうと私達は口々に言い、
移植されたらもう一度、この地を訪れようと約束を交わし、
その地を後にしたのでした
ダムを作るって大変なんですね
三瀬へ行く~大吊り橋でワクワクドキドキ
2016.04.06 歩こう会
本日はお昼過ぎから佐賀県と福岡県を分かつ
標高1000mの連なりを持った脊振山中にある三瀬という集落へ
出かけてきました
目指すは山の中にひっそりと佇む北山湖
お昼ごはんの後のウォーキングと洒落込み
湖のほとりを散策しました
標高が高い分、春の到来が下界に比べると遅く
下界ではすでに散ってしまっているコブシの花が
ここでは満開でした
季節が逆戻りしたような感覚に陥ります
そして今回のメインイベントは、湖の中にかけられた大吊り橋!
ここを渡って行くのですが
けっこう揺れます
そして女子たちの悲鳴が
はてしなく、山の中にコダマします
なんともスリリングなウォーキングとなりました
しかし、この何とも言えないワクワクドキドキ感が良いのです!?
橋を渡り終えた後の皆さまときたら
まるでエベレストにでも登頂したかのような
自信に満ち溢れた表情を醸されていました(?)
帰りは脊振山麓の一画にあるチューリップ畑に立ち寄りました
桜の季節は終わってしまいましたが
春はまだまだこれからです!
所要時間二時間程度の小旅行でしたが
思う存分、春を堪能しました
今度、三瀬に行くならば、
三瀬鳥の炭火焼きと三瀬そばを
食べに出かけたいですね~