ブログ~和スタッフからのNEWS~

かしわ餅を作る~かしわ餅を食べて少子化に歯止めを!~

2015.05.05 料理レクリエーション

本日は端午の節句

しょうぶ湯にのんびり浸かった後は、

午後からのレクリエーションでかしわ餅を作りました



調理師のTさんが今回も、懇切丁寧に私たちを指導してくださります



材料は高齢者の嚥下状態も考慮に入れ

もち米に豆腐を混ぜておこないました

調理師のTさん、餅のこね方を実演指導されます!



もちろん教わっているのは職員のみで

利用者様にしてみると、かしわ餅つくりなど朝飯前!

調理師Tさんに負けず劣らず、慣れた手つきでお餅をこねていかれます





次はお餅にあんこを入れていきます

あんこは小豆あん、もしくは味噌あんを入れるのが一般的で

小豆あんの場合は柏の葉っぱを表向きにして巻き、

味噌あんの場合は裏向きにして巻くのが慣例だそうです

そうすることで、あんこの違いがわかるということですが

九州には味噌あんなど存在していませんので

小豆あんオンリーでおこないます



甘いもの大好きの女性陣は、

これでもかこれでもかといわんばかりに

あんこを詰め込んでおられました

挙句に餅の中であんこが爆発して

マーブルチョコレートのようなお餅に変身!

と言っても、これはこれで美味しそうですね!



あんこを入れたら次は、いよいよお餅を蒸していきます

といってもデイサービス和には蒸し器がないので

鉄板できつね色になるまで焼き

水を入れてふたを閉め、蒸しあげます



完成間近です



最後は柏の葉っぱを巻きます

九州では自生の柏が少なく、

かつては、柏の代わりにサルトリイバラの葉っぱを使うことが多かったそうですが

流通経済が発達している今日、

柏の葉っぱはどこでも売っています

便利と言ってしまえばそれまでですが

日本全国どこでも同じものが買えるというのも

地域性もへったくれもないような気がして

ちょっとだけ、悲しい気がします



まあ、そんな愚痴は置いといて、

これが完成品です!

美味しそうでしょう!



柏の木は不思議なもので、新芽が出ないと古い葉は落ちません

それゆえに「子供が生まれるまでに親は死なない」といった意味にとられ

家系が途絶えない、つまり子孫繁栄をつかさどる神木として崇められてきました

端午の節句にかしわ餅を食べるのも

そんなところに理由があるのだと思われます

ところが昨日、子供の日にちなんだニュースでは

「子供の人口、34年連続減、1617万人で過去最少」

という見出しが飛び込んできたのは、皮肉なものでした

おそらく、かしわ餅の食べ方が足らんのでしょうね!?

だからどんどん、かしわ餅を食べ、子孫繁栄を柏手を打って祈願し、

少子化に歯止めをかけるべきかもしれません

桜餅を作る~道明寺餅~

2015.04.08 料理レクリエーション




本日は桜餅を作りました

桜餅といっても一般的に、関東では

クレープのような薄っぺらい生地であんこをくるんだもの



関西では、道明寺粉を使ったもちもち感のある生地であんこを包み、

塩漬けした桜の葉でくるんだものをさします

関東のものは、別名「長命寺(ちょうめいじ)」、

関西のものは「道明寺(どうみょうじ)」といいます

ちなみに福岡はどっちかっていうと

スーパーとかで売られているのは関西風ばかりで

わたくし個人も関西風の方が馴染みがあるので

福岡は関西風の道明寺ってことになりそうです

利用者の皆様も桜餅って言ったら

もちもちした方くさ!とおっしゃられていたので

デイサービス和では道明寺粉を使用して桜餅を作ることになりました



そもそも道明寺粉とは乾米や煎り種の一種で

水洗いした餅米を蒸し、乾燥させた後、粗砕したもので

保存食として利用されていたのが起源と言われています

まずは道明寺粉に色を付けるため食紅を入れ、

砂糖、そして水を混ぜ合わせ

道明寺の芯がなくなるまで蒸し(15分くらい)

更に蒸し器に布巾を敷き、

その上に蒸された道明寺を均等に広げるように置き

強火で20分ぐらい蒸しあげます

するとこんな風に、ホカホカの生地が出来上がります



中に詰めるこしあんは市販のものを使用しました

皆さま、次から次へこねていかれます



本日の来所者は42名なので

三時のおやつに食べる42個分が必要となってきます



次に忘れちゃいけないのが餅を包む桜の葉っぱ、

と言っても桜の葉っぱなら何でもよいといったわけではなく

性質が柔らかく毛の少ないオオシマサクラといった品種の桜の葉っぱが

桜餅には使われます

ちなみに桜餅の大きさと外観上のバランスから、

関東では大きめの葉っぱ、関西では小さめの葉っぱを好んで使う傾向があるそうです

桜餅には葉っぱを塩漬けにして使います



今回の桜餅作りの監修にあたってくださったのが調理師のTさん!

手際よく、皆さまに手順を説明されていました



後は、お餅にあんこを入れ込み

桜の葉っぱで包むだけ



お料理クラブの7名様が

てきぱきと動かれていました



こんな風に出来上がりました!



食べるのがもったいな~い!



カトリーヌさやか先生も漫画を寄稿!

ただ今ダイエット宣言中でありながら

余った桜餅を「おいしい、おいしい」と言いながら

ぱくついていました




ゴマ風味スイートポテトを作る

2014.12.15 料理レクリエーション

今日は、スイートポテト作りのようです。

担当は、長崎出身の二人,、Mさん&Mリンさんです。



おいしそうにゆであがったサツマイモをムギュムギュと手でつぶします。

みなさま、つぶす感触が面白いようです。



3時に間に合うように頑張ります。



牛乳やバターや砂糖をまぜて、なめらかにします。



女性の方にも大人気のスイートポテト

スイートポテトといえば

博多ロイヤルから1950年に発売されたというスイートポテトの話もでました。

だけど「手作りもいいねえ。」 「初めて作る、よかにおいのしよるね。」と

3時が待ち遠しいですね。



ホイルに同じ位に入れていきます。

「ああ!ですぎた!」 「よかくさ~」



卵黄つけて、こんがりやきます。そして、黒ゴマをふります。

Mさん企画で補佐の自由人Mリンさんが説明もきかず黒ゴマを大量にのせていました。

優しいMさんが困り顔でやり直していました。



いろいろありましたが

「できた、できた♡」と和の大食い女王のMさんです。

味見以外、食べたらだめですよ。



たくさんできましたよ。



最近、ダメよ~ダメ!ダメ!が流行りのご利用者様がたも

今日は「よかよ~。よかよか!」とOKサインを下さいました。



こんがりふっくらスイートポテトごちそうさまでした。







干し柿を作る~猿君へ告ぐ~

2014.11.24 料理レクリエーション

今年も、干し柿作りをしました



昨年は、猿の軍団に襲われ

ひとつ残らず、干し柿を食べられてしまったのですが

今年は、絶対にやるものか!

皆様、熱い思いを胸に、いざ、干し柿作りに取り掛かります!



まずは包丁部隊の登場です



慣れた手つきで、スイスイスイと皮を剥かれていきます



次に、剥いた渋柿を吊るすために

二個を対にして、ひもで結び合わせます



次から次へと大量に出来ていきます



甘くて美味しそうな干し柿ができそうやね!



おっとっと!イッキに持ち上げれません



次にカビが生えないように

熱湯に浸します



そしていよいよ、風通しの良い場所を選んで

柿を吊るしていきます



楽しみがまた一つ、増えました



猿君、今年はご遠慮、願います!

おはぎを作る

2014.09.22 料理レクリエーション

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