ブログ~和スタッフからのNEWS~

牛乳もちを作る~たかが牛乳もち、されど牛乳もち~

2015.08.21 料理レクリエーション



本日は調理レクリエーションを通じ、

「牛乳もち」を作りました

指南役はデイサービス和のミステリーゾーンに

生息しているといわれている不思議ちゃん

思い込んだら試練の道を~行くが不思議のど根性~♪

ってなわけで数日前から頭の中は牛乳もちで一色!

寝ても覚めても牛乳もち、

何度も何度も試作品を作り

なかなかうまくいかない時は人知れず悔し涙まで流すというこだわりよう!

そしてとうとうやって来た本番当日!

満を持して牛乳もち作りに挑みます!



こちらは助手の職員Sさん

少しでも不思議ちゃんの緊張をほぐそうと

一人、おちゃらけ続けています

一見、バカっぽく見えるけれど

友達思いの優しい人です



それでは牛乳もち作りの始まり始まり~

まずはベースとなるお餅を作ります

用意するものは牛乳、かたくり粉、砂糖

それらを混ぜ合わせるところからスタートします

配分は牛乳250 ccに対し、かたくり粉を大さじ四杯分

そして砂糖を大さじ三杯から四杯程度、

これらをボールに入れてかき混ぜます



なおも道化の華を咲かし続けているSさん、

一部の職員の間でブームを巻き起こしているタラコ口を作って

皆様を笑わせています

バカですね~

しかし何度も言いますが根はやさしい人なのです



次に、とろみをつけるために火を通します

和においては火を通す代わりに

電子レンジを使用しました

だまにならないように半分ぐらい固まりだしたら

すぐにレンジから取り出します



そして再び、かき回し、

やや緩めにとろり感が出てきたら

次は絞り袋に入れ、一口大に、ちぎり出します



二人ペアーでやっていくと効率が上がります



ちぎり出した餅は、

すぐさに氷を入れた冷水で冷やします

これでほぼ完成



最後に黒蜜、もしくはブルーベリーソースでトッピング

美味しそうな牛乳もちが出来上がりました!



無事、成功してよかったですね

一試合完全燃焼!

しかしこれで安住する不思議ちゃんじゃありません!

たかが牛乳もち、されど牛乳もち!

不思議ちゃんの新たな挑戦は続いていくのです

紫蘇ジュースを飲んで暑い夏を吹き飛ばせ!

2015.07.30 料理レクリエーション



なごみ農園で育った紫蘇の葉っぱを使って、

毎年恒例の紫蘇ジュースを作りました!

まずは紫蘇を収穫するところから始めます

けっこうできているでしょ!



ついでにナスビとキュウリも収穫しました



ヒマワリもニコニコ笑っているかのようです



収穫した紫蘇は室内に運び、

次は葉っぱをむしっていきます



皆さま、手際よく葉っぱをむしっていかれます



おしゃべりを交えながら、

笑顔も飛び交います



ほら、こんなにたくさんの紫蘇の葉っぱが

つめました



次は紫蘇の葉っぱを綺麗に水洗いして

沸騰したお湯にくべます

葉の色が変わってきたら、紫蘇の葉っぱを引き上げます



残った煮汁に砂糖を加え

火を止め、クエン酸を加えます



透明感が出てきたら紫蘇ジュースは完成します



清涼感あふれる紫蘇ジュースはいかがですか?



暑い夏にぴったりです

皆で美味しく飲みました

太宰府名物梅ヶ枝もちを作る~逮捕しちゃうぞ!~

2015.06.23 料理レクリエーション



本日は太宰府名物、梅ヶ枝もち作りにチャレンジしました

憧れの介護職員になって187日目の職員Tさんが

初めて企画担当する調理レクリエーションです!

「うまくいくかどうかドキドキもので、

昨夜は緊張のあまり、一睡もできませんでした」とTさん!

緊張をほぐすため、カトリーヌさやかを始め、

心なき先輩職員たちの陰謀にあい、

むりやりミニスカポリスのコスプレをさせられ

調理レクリエーションに参加するはめにおちいりました

これで大胆になれるはずです!

すごい理屈ですね!デイサービス和、怖すぎます!



さて梅ヶ枝もち作りですが

まずは豆腐に白玉団子の粉を混ぜ合わせ

ヨモギを練り込ませます

それをこねて、団子一個分にあたる量を等分していきます



周囲は、未だ昼の弁当をお母さんに作ってもらっているTさんとは

比べ物にならないくらいの料理の達人達です

まったく手も足も出ないミニスカポリスのTさん、

いつのまにか利用者様からも邪魔者扱いされ

皆の輪の中から、はじき出されてしましました



いつの間にかホールから姿をくらましたTさん、

いつものようにトイレにしけこんで泣いているのでしょうか?

しかし調理レクリエーションは、そんなTさんの悲劇などお構いなく

楽しく愉快に進行していきます

現実とは限りなく非情に出来上がっているものなのです



皆さま、すっかりTさんの存在など忘れてしまわれ

練り上げた生地にあんこを詰め込んでおられます

Tさんに代わってカトリーヌさやかさんが参加しています

仕事を放棄してトイレにしけこんでいるTさんに

はらわたが煮えくり返っているようです!

後で、しばいたる!



梅ヶ枝もちは、最後に鉄板の上でほどよく焼いて出来上がります



美味しそうにできたでしょ!



さて、そのあとのTさんですが、先輩たちに大目玉!

恥を捨て去りミニスカポリスの恰好までやらされ、

この結末はあまりにも憐れです

しかし捨てる神あれば拾う神あり、

これから数時間後、悪の張本人、カトリーヌさやかに天罰が下るのです

因果応報…

こともあろうに本物の警官から正義の鉄槌が下されたのでした

悪いことはできませんね!

詳しくはカトリーヌさやか先生の漫画をご覧あれ!



梅干しを漬ける~進撃の巨人と大山町の梅干し~

2015.06.17 料理レクリエーション



本日は毎年恒例の梅干し作りがおこなわれました

先日、塩漬けにしていた梅に紫蘇の葉っぱを加えていくため

まずは紫蘇の葉っぱをちぎっていくところから始めます



今回もベテラン調理師Tさんが登場して

梅干し作りの工程を指南していきます



次に紫蘇の葉っぱは水洗いにして

塩をふりかけ、もみほぐします

見ているだけで酸っぱさが伝わってきそうです


次はいいよ塩漬けにしていた梅に紫蘇を混ぜ合わせていきます

その際、あらかじめ抜いていた梅酢を

再び梅と紫蘇の中に戻します



するとビンの中は瞬く間に赤色に変色していきます

梅酢に含まれているクエン酸の影響で赤くなっていくのです



皆さま、慣れた手つきで作業を進められます

最近の梅干しは紀州梅をはじめとして減塩されたものが主流となっていますが

デイサービス和の梅干しはとにかく酸っぱいので有名です

酸っぱくなければ、梅干しじゃなか!

といったポリシーから作られているそうです



酸っぱい梅干しははるか昔

おばあちゃんが作っていた梅干しを思い出します

私の家の本家は梅干しで有名な大分県日田市の大山町にあり

毎年、この季節になるとおばあちゃんが

和の梅干しに負けず劣らずの酸っぱい梅干しを

大量に漬けてくれていました

おばあちゃんの梅干しがあれば、

何杯でもご飯が食べられました

風邪をひいたとき、おばあちゃんの梅干しをお茶に混ぜて食べると

一発でかぜが治っていました



周囲が深い山々に囲まれた谷合に密集する大山町の集落は

梅以外、町の産業といったものが何もありません

最近、「進撃の巨人」で有名になった諫山創氏の出身も大山町であり

実家は梅の栽培を営まれています

氏は自身のブログでかのように述べられています

「僕は18までこの山で囲まれた大山町で過ごし

漫画家を目指して都会へ出ました

当時はこの壁のような山々に囲まれたこの町を窮屈に思い

その心境はさながら『いつかこの壁の外に出て広い世界に~』


といったような、進撃の巨人の主人公の行動原理である物語のプロットは、

この時に形成されたようです

この大山町が、進撃の巨人の舞台になってるのです」


そんなわけで今日、諫山創氏は大山町とタイアップされ

町おこしにも活躍されています



昔ながらの酸っぱい梅干しを求めるなら

大山町の梅干しが一番です

そしてデイサービス和で作られた梅干しも

昔ながらのおばあちゃんの作った梅干しの味が

きっと、することでしょう

出来上がりが楽しみです







青梅にまつわるサイエンスフィクション

2015.06.02 料理レクリエーション




デイサービス和の送迎を担当するドライバーTさんと

妻であるベテラン調理師Tさんから

今年も、大量の梅の実がデイサービス和に届けられました



さっそく、みんなでヘタを取り除いていきます



梅干し作りときたら、超ベテランの皆さまです

すこぶる専門的なお話をされているようですが

梅干しを漬けた経験のない私たち職員にしてみると

なにを話されているのかチンプンカンプンです



ただ、ちょっと気になる会話が耳に入ってきました

「昔はよく、食べてたもんよね」

あれれれれ!?

青梅って食べられるのですか?

教科書上の知識でしかないのですが

青梅には、アミグダリンという青酸配糖体が含まれていて、

梅の果実に含まれている酵素や人の消化管内で分解さ れて

青酸を生じ、中毒をおこす場合があり

中毒症状としては嘔吐、腹痛、下痢などがあり、

胚の部分を多量に摂取すればけいれんや呼吸困難などを起こす可能性もあるとのことです



そのことを皆さまに伝えると

なんの、なんのとおっしゃって

一人だけならまだ知らず

その場に居合わせた10人ぐらいの利用者様が

口をそろえて、食べていたとおっしゃるものだから

狐につままれたような気になりました

科学が正しいのか?

それとも実体験が正しいのか?

仮に科学が正しいとしても

ここにいる皆さまは青梅を食べたからと言って

健康被害をこうむったわけではなく

現に80年、90年と生きておられるのです

いったいこの矛盾はどこからくるのでしょうか?



ちょっと調べてみましたら簡単に結論が出ました

青梅に含まれている青酸配糖体の量はごくわずか、

成人で約300個、子どもなら100個ほど食べないと

深刻な影響は出ないということです

いったい100個も200個も青梅を食べる人って

この世に存在するのでしょうか?

まったく現実味のない話でしかありません

いわゆるサイエンス・フィクション(SF)の世界です



言い換えるならば、科学の迷信とでもいうのでしょうか?

しかし私たちは、それが迷信とわかっていても

おそらく一粒の青梅ですら口にすることはできないはずです

そのくせテレビ番組を通じ納豆がダイエットに効くとか

レタスを食べると快眠できるとか嘘の情報を流されると

簡単に騙されてしまいます

確かに私たちの今日の生活は

科学の発展と切っても切れない間柄にあるのでしょうが

なんだかとても息苦しさを感じてしまうのは

私だけではないはずです



試しに、ちょっとだけかじってみた青梅の味は

遠い昔に味わった、ちょっぴりほろ苦い失恋の味がしました…

と職員Sさんが語っていました



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