勝美小町様、来演~デイサービス和の梅雨明け宣言!~
2015.07.29 ボランティア
いよいよ梅雨明けです!
暑い夏の始まりに
日本舞踊勝美流のちびっ子達で構成する勝美小町の皆さまが
久方ぶりに、デイサービス和にやってこられました!
一年ぶりになるのでしょうか?
久しぶりに皆さまとお会いして皆さまの成長ぶりにびっくり!
ちびっ子だった時から知っている分
随分、大きくなった彼女たちを見て
利用者様もたいそう、びっくりされていました
もともとは勝美小町と名乗らず
ぴよぴよ会と名乗っておられた皆さま、
今ではもう、ぴよぴよと名乗っていた時の面影もなく
大人顔負けの堂々たる演技を披露されます
艶やかな舞も自分のものとされているようです
思わず、ドキリ!
可愛いね!といった言葉はそこにはなく
いわゆる見られる演技から見せる演技へ大きく
変貌されていたのです
時折、介護の仕事のお手伝いにやってくるSちゃんも
素敵な舞で個人技を披露されます
Sちゃんもまた、自信みなぎる演技が
観る者の心に眩しさを光散させます
こちらは光竹会グループの看護師さんと、その娘さん
踊られているのは久留米のソロバン踊り
8月上旬、久留米の街では一万人のソロバン総踊りが開催されるのですが
日本舞踊というフィルターを通して踊られるソロバン踊りは
違った意味で雅やかを演出しているように思えました
そして最後のトリはやっぱりこのお方!
我らが統括部長であり、
日本舞踊勝美流の名取であられる勝美京香之さんが登場しました!
演目は北島三郎さんの「まつり」です
これから始まる暑い季節にぴったりの祭り唄を
見事に演じられ
格の違いを見せつけ、
見る者の心を圧倒されていました
いやはや今回も素敵な踊りの数々を
ありがとうございました
デイサービス和もこれで梅雨明け宣言発令です!!
いよいよ暑くて心躍る夏がやってきました!
高塚地蔵尊へ参拝~祝!大分県初進出!~
2015.07.28 歩こう会
台風が去り、九州北部地方は連日の猛暑日です
気象庁はなかなか梅雨明け宣言を出そうとしませんが
青い空にたなびく積乱雲を見上げると
いよいよ本格的な夏の到来を予感します
さて本日は唸るような暑さの中
デイサービス和では創設以来初めてとなる大分県へ
歩こう会行事を通じ、出かけてきました
目的地は九州人なら誰もが一度は訪れたことのある
高塚地蔵尊です
諸事祈願成就に大変ご利益があるといわれる高塚地蔵尊への参拝は
九州人にとって、たとえるなら「お伊勢参り」のようなもので
一年を通じ、年間二百万人の参拝者が訪れているといいます
所在は大分県日田市天瀬町、
地蔵尊は奥深い山の中に鎮座しているものの
ここだけはまるで都会の喧騒に紛れ込んだように
多くの参拝者で賑わっています
福岡から大分自動車道をいっきに走らせ
お昼前に高塚地蔵尊へ到着
まずは近くの茶屋で大分名物だご汁定食を頼んで腹ごしらえ
お腹を満たし、いよいよ高塚地蔵尊へ向かいます
高塚地蔵尊へはデイサービス和の中でも足に自信がある7名が
選抜されています!
高塚地蔵尊を参拝するにはまず、
この何百段もある長~い階段を上りきらなくてはなりません
といっても高齢者用に高塚地蔵尊が鎮座する山頂まで
車で行くこともできるのですが
足に自信がある利用者様二名が
この階段を上って参拝したい!と熱望され
本当に大丈夫かしらと職員は心配しつつも
階段を使って参拝することにしました
がんばれ~!
階段はえんえんと続き
おまけにこの暑さ!
それでも平然と階段を上りきられました!
あっぱれです!
さて山頂には至るところにお地蔵さまが立っておられ
その不思議な光景に目を見張ります
一念洞といわれるトンネルの中にも
たくさんのお地蔵さま
社務所で100円玉を一円玉百個に両替して
方々のお地蔵さまに祈りを捧げます
水掛地蔵さま
地蔵さまの頭に水を掛けます
おかかえ地蔵さま
地蔵さまを抱えなくてはならないのですが
これが意外と重たく、
それでも皆さま、お地蔵さまを抱えあげられます
こんな力、いったいどこから出てくるのでしょうか?
皆様の持たれる潜在能力にびっくり!
これは恵の玉といって
この玉をさするとご利益があるとか…
なんと天照大神も祀ってあります
というのも高塚地蔵尊は. 神仏混淆の地蔵尊であり.
神仏混淆の形式をそのまま残している珍しい地蔵尊でもあるのです
こちらは拝殿
みなで記念撮影
いや~それにしても皆さま、
良く歩かれましたね
夕焼け小焼けで日が暮れて
山のお寺の鐘が鳴る~♪
夏の日の思い出をたくさん詰め込んで
帰路につきました
刺し子の小物入れ
2015.07.25 手芸レク(お裁縫クラブ)
7月のお裁縫クラブでは
刺し子の小物入れを作りました
刺し子とは重ね合わせた二枚の布を一面に縫い込むこと、
そうすることで
保温力と耐久力が増し
古くは貴重品だった布をこのように使って
大切に扱っていたのが始まりとされています
有名なところで柔道着や剣道着が刺し子縫いで作られています
基本は今回のように藍色の木綿地に木綿の糸を通して作ります
刺し子には伝統的な模様も数多く継承されていて
有名なところでは津軽の「こぎん刺し」、南部の「菱刺し」、
庄内の「庄内刺し」があり
これらを日本三大刺し子と呼び
津軽と南部の刺し子数点は重要有形民俗文化財に指定されています
刺し子はデザインとしても美しく、
最近では布、糸ともカラフルな色合いで構成されたものが
だくさん流通しています
さてデイサービス和のお裁縫クラブでは
この技法を使って作品作りに取り組んだわけでしたが
元はといえば「もったいない」の日本文化が生みだした技法とあって
当時を生きた皆様にしてみると刺し子縫いなど
お茶の子さいさい!
かえって今の若い者の方が刺し子という言葉自体、知らないぐらいで
刺し子といえばHKTの指原 莉乃?
と尋ねる職員もいました!?
高い洋服を買いあさるのもよいけど
たまにはお裁縫でもやって
洋服を作ってみたらどうでしょうかね!
これもまた時の流れのせいでしょうか?
提灯作り~もうすぐ夏祭り~
2015.07.23 工作レクリエーション
今回、突然の実地指導に遭い書類の整理にてんやわんや
ついついブログの方も長いこと留守にしてしまいまして申し訳ございませんでした
実地指導はデイサービス和において初めてのことで
県及び町役場の介護課の皆さまに、
たくさんのアドバイスを頂き、これからも介護業界の一翼を担う存在として
より一層の努力を積み重ねていきたいと思った次第です
さて私が事務所にこもり書類の整理に日々、かまけている間も
デイサービス和の日常はいつもと変わらず過ぎていたわけで
ようやく一段落ついたところで
この間におこった出来事を何回かに分けて紹介させていただきたいと思います
まずは8月上旬に予定されている夏祭りに飾る提灯を
大量に作成しました
作り方は風船の表面に新聞紙を糊で貼り付けていきます
そうすることで風船が割れても原型が維持できます
何重にも貼り合わせた方がより強固になります
不思議なもので、時間が経つのを忘れるぐらい
皆さま、ハマりまくっておられました
まるで職人さんのようです
新聞を幾重にも貼り合わせたら
次は白い薄紙、その上に赤の薄紙を表面に貼っていきます
新聞の印字が透けないためです
印字が見えなくなるまで貼りあわせていきます
最後は貼りあわせた薄紙の上に
赤の絵の具で色を塗ったら提灯の原型が完成します
あとは提灯らしく装飾品を取り付けていくらしいのですが
今の段階ではここまでの作業に日々、終始しています
新たな段階に移ったら、また報告します
7月のフラワーアレンジメントとプロ野球のオールスターゲーム
2015.07.17 フラワーアレンジメント
みなさん、こんにちは
デイサービス和のフラワーアレンジメントの時間です
今月も夏を彩る美しい花々がたくさん登場してきます
フラワーアレンジメントのポイントは
言わずと知れた美の構成です
花々の集合体をいかに美しく表現するかにかかっています
構成方法を間違えば
せっかくの花の美しさも
互いが互いをけん制し合う関係に陥り
すべてが台無しになります
例えば今日から始まったプロ野球のオールスターゲームでも
同じことが言えるのですが
どんなにスター選手を集めても
監督が個々人の個性を最大限に活かしきれなければ
勝負に勝つことができないようなものです
そのような意味では参加者の皆さまは
組織を統括する監督のようなものかもしれません
ただ野球と根本的に違う点は
打撃の良い選手を4番にすえるように
一番目立った花を中央にそえてしまうと
限りなく作品が平凡になってしまうという点です
例えば今回のフラワーアレンジで
ひと際、目立った花はバラとキキョウだと思うのですが
バラとキキョウを中央にそえると
他の花々が単に、引き立て役にすぎなくなり
それらの花々の持つ個性が相殺されかねないのです
そういった意味では一番地味で目立たない花を
4番に据えてみるのも、面白いかもしれません
なかなか奥が深いものです
これが完成品の一つ、
講師の先生も大絶賛!
花々の距離感、方向性、そして配置と
見事な作品に仕上がっていました!