個別機能訓練
2023.08.25 機能訓練
こんにちわ。
本日も個別機能訓練の様子をご紹介します。
写真はU様の個別機能訓練の様子です。
股関節と体幹の連動性や、股関節単独での動きがきちんと出ているかの確認を行っています。
こちらはSLRといって、仰向けで膝を伸ばしたまま持ち上げれるかどうか確認しています。
他にもいろいろ観察や評価をしている部分はありますが、これが出来ないと下肢筋力が低下していると
捉えることもできます。
股関節の内外旋の可動域確認及びストレッチを行っています。
股関節の可動域は男女差があり、特に女性は内股になりやすいです。
本来股関節は6つの運動方向がありますが、年齢を重ねる毎にその可動域は低下していきます。
しっかり維持するためにも常日頃から動かしておくことが大事です。
足首の動きを確認しています。しっかり足首の前側を伸ばしていきます。
最後にセルフストレッチの指導です。教えてもらってもすぐ忘れるという方・・・
頑張って覚えて帰って下さい(笑)
おまけのメドマーです。大人気メドマーは一回につき2名までしか稼働できません。
ご了承ください。
続きましてI様の個別機能訓練の様子です。
I様も加齢によって筋肉の柔軟性が低下しています。
特に写真では太もも裏のハムストリングスの短縮が疑われます。
筋肉の柔軟性低下に加え、腰が痛いとの訴えもありました。
股関節や腰椎の可動性、痛みのテストを行っています。
痛みの度合いや部位を確認しながら、治療を行っています。
下半身を後ろに伸ばす、股関節伸展動作が不足していました。
しっかり後方に足を動かしておきましょう。
後方だけでなく、前面の筋肉も重要です。
しっかり柔軟性を上げて、筋肉が働きやすい状態を作ってあげましょう。
股関節/膝関節/足関節は連動しています。その全体の動きを確認しています。
人間の体は奥が深いです。
I様もおまけのメドマーです。この日は別の利用者様から「私もしたい」とのご要望がありました。
デイサービスセンター和をご利用/ご契約時に個別機能訓練を希望されると、
こういった個別機能訓練を受けることが出来ますので、お気軽にご相談くださいませ。
今日はこの辺で失礼します。
グループ体操
2023.07.22 機能訓練
今回は個別機能訓練・・・ではなく、生活機能訓練をご紹介します
生活機能訓練は理学療法士が考えた体操を、だいたい6~7人ほど集まって集団で行います
個別機能訓練と違って、皆さんでわいわい楽しく行える点が良いですね
写真はランジ動作と言って、片足を前に出し、ゆっくり曲げながら体重をかけていく動きになります
この動きを行うことで、大腿四頭筋と呼ばれる太もも前面のトレーニングになります。
左右交互に大体10回~20回程度行います。
こちらは片足立ちの練習です
片足立ちの練習はバランス能力が問われますが、写真のように平行棒や手すりにつかまって練習するの
も十分効果があります
こちらはつま先に手が届くかどうか試されている
・・・のではなく、太もも後面の筋肉を伸ばしています
太ももの裏はハムストリングスと呼ばれ、体操だけでなくストレッチもしっかり行います。
おててのしわとしわを合わせて・・・ふん!!!・・・と力を入れています
決してお参りをしているわけではありません
両手を組み、しっかり背筋を伸ばしています
左右に倒してわき腹もしっかり伸ばしていきます。
両膝をしっかり伸ばしています。
皆さん表情は真剣そのもの
首を前後左右に倒して首の運動です
今回は生活機能訓練で行う、体操の一部をご紹介しました。
体操にはEazyとHardの2種類あります。
皆様それぞれの体調や能力に合わせた体操を行っています
個別機能訓練
2023.07.18 機能訓練
この日の個別機能訓練はY様の頸部の治療風景です
右手手指のしびれがあり、整形外科を受診したところ
CDH(頚椎椎間板ヘルニア)の診断名が付きました。
母指球筋の萎縮のため、母指と示指で〇を作ることができずお箸が使えなくなりました。
治療内容は頸部牽引(別病院)と徒手治療(和での個別訓練)となりました。
Y様の場合、頸部牽引と徒手治療を短期集中で行うことが出来たため
一か月ほどで手指のしびれが軽減・寛解し、
握りこぶしや〇がしっかり出来るようになりました。
お箸も使えるようになったととても喜んでいただきました。
様々な硬さのボールを使用し、握力強化の訓練中です。
カメラ目線でいい笑顔です
ありがとう、あなたのお陰で・・・の握手ではありません
しっかり全手指を使って、握り込めるかどうかを確認しています。
Y様の例では病院受診をして診断名がハッキリしたため、
治療するセラピストもその疾患に沿った評価や治療内容を提案、実施することが出来ました
また症状が出現→受診→治療開始・短期集中的にスムーズに行えた点も良かったと思います。
こちらはK様の歩行訓練の様子です
K様の目標は、このまま転倒なくしっかり歩いて生活したいとの事です。
横歩きの訓練です。
平行棒内歩行訓練では前歩きや横歩き、後ろ歩き、大股歩き、タンデム歩行など
アレンジパターンが複数あり、重宝しています。
K様は右の変形性膝関節症により右膝内側に痛みが出現しています。
変形性膝関節症は様々な要因がありますが、筋肉量や出力低下が原因
・・・の場合も多々見受けられます。
筋肉の使い方や膝関節の状態把握を行っています。
ちょっとしたカメラ目線がまた良い感じです
個別機能訓練
2023.06.30 機能訓練
本日も個別機能訓練の一部をご紹介します
この写真はK様の平行棒内歩行訓練の様子です
姿勢を正した状態で歩くと、下半身の運動だけでなく、背中とおなかの筋肉にも効果的です
これは足首の底背屈という運動です
足首の運動を行うと主にふくらはぎと脛の筋肉が活発になります。
そうすることでむくみ防止やつまづき防止に効果的です
こちらはN様の関節可動域訓練です
肩関節が十分に働かないと腕を上げることが出来ず、特に服の着脱に影響が出ます
大体90°~120°ぐらい上がると良いですね
筋肉の緊張を和らげるリラクゼーションを行っています
これを行うことで腕の筋肉が働きやすくなり、上げやすくなりますが・・・
気持ち良すぎてついつい寝てしまう利用者さんもいるとかいないとか・・・
こちらはY様のバランスマットの上でバランス訓練をしている最中ですが、
肝心のバランスマットが写っていません・・・
これはカメラマンのテクニックが不足してますね~
と思いきや、こちらには後ろの方にマットがはっきりと写ってました
足首が硬いとバランスもとりにくくなるので、しっかり柔らかくしておきましょう
Y様の背骨の位置関係を確認しています
腰が痛いとの訴えがありましたので、まずは問診と評価を行っていきます👂✍
痛みのない範囲で背骨を伸ばす練習をしています
なかなか自身で伸ばすことが難しい場合は、写真のようにアシストしていきます
年齢を重ねるとどうしても体をひねる/ねじる動作は減っていきます
日常でもそのあたりを意識して生活できると良いですね
ではでは今日はこの辺で失礼します
個別機能訓練
2023.05.31 機能訓練
デイサービスセンター和ではご利用者様の身体状況に応じて、
また個別にしっかりとリハビリを行いたいと希望される方々のために
「個別機能訓練」を実施しています
昨年10月より開始しました個別機能訓練もおかげさまでご好評をいただいており
楽しくご利用者様とコミュニケーションを図りながら
押さえるところは押さえて厳しくしっかりとリハビリを実施しています
理学療法士Iの優しい笑顔の奥にも決して妥協を許さない確固たる意志が感じられます
デイサービスで行うリハビリの他にも
ご自宅で行っていただける体操などもご指導させていただいておりますので
皆様ぜひご自宅でも行ってみてください
リハビリの効果が倍増しますよ!
以下、理学療法士のIによるリハビリの様子を解説を交えながら
少しだけご紹介したいと思います
I「それでは個別機能訓練についてごく一部ではありますが簡単にご説明します
只今M様の股関節や膝関節、足関節の動きや下肢全体の連携した動きが出るかどうかを確認しています
太股の裏が硬いですね~しっかり伸ばして柔らかくしていきましょう
こちらはI様の平行棒を使った歩行訓練の様子です
足を大きく前に出しながら歩くと下半身全体を使う事ができるので、筋力アップやバランス能力アップ
に効果的です
続きましてマシントレーニングの一つ、メドマーをご紹介します
メドマーはこの青いブーツを履き、チューブを通して空気を送り込む・空気を抜くを繰り返します
これによりマッサージ効果が期待できます
足の血流を良くしてくれるので、むくみや下半身の疲労感軽減に効果的です
これはかなり人気が高いので、自分が呼ばれるのを待ちきれずにフライングする利用者様や、リラック
スしてメドマー中にスヤスヤ・・・なんて方もいらっしゃいます
以上個別機能訓練の様子をほんの一部ご紹介しました
次回の更新をお楽しみに」