一輪挿しを作る
2013.10.07 工作レクリエーション
本日の工作レクリエーションは
「一輪挿し」を作るです
材料は①つまようじ多数 ②串刺し2本 ③ヤクルトの容器 ④両面テープ
⑤ボンド ⑥少し固めの和紙 以上です
完成品が、これになります

まずはヤクルトの容器を切り取り、周囲をぐるりと両面テープで貼り付けます

その上に左右対称に串刺しを2本、貼り付けます

更に周囲を根気よく、つまようじを一本一本、貼り付けていきます

慎重を要する作業となります
少しでもつまようじを傾けてくっつけるものなら、
バランスを崩してしまいます
皆様、寡黙にコツコツと作業に取り組まれていました

あまりの緊張感にカメラを向けると
緊張の糸が切れて、はいポーズ!
ニコリと微笑まれます

つまようじをくっつけたら
突き出た串刺し2本をつまようじで繋ぎます
くっつけるに木工用ボンドを使います

そして最後に和紙を貼り付けたら完成です

可愛い一輪挿しが出来上がりました!
「一輪挿し」を作るです
材料は①つまようじ多数 ②串刺し2本 ③ヤクルトの容器 ④両面テープ
⑤ボンド ⑥少し固めの和紙 以上です
完成品が、これになります

まずはヤクルトの容器を切り取り、周囲をぐるりと両面テープで貼り付けます

その上に左右対称に串刺しを2本、貼り付けます

更に周囲を根気よく、つまようじを一本一本、貼り付けていきます

慎重を要する作業となります
少しでもつまようじを傾けてくっつけるものなら、
バランスを崩してしまいます
皆様、寡黙にコツコツと作業に取り組まれていました

あまりの緊張感にカメラを向けると
緊張の糸が切れて、はいポーズ!
ニコリと微笑まれます

つまようじをくっつけたら
突き出た串刺し2本をつまようじで繋ぎます
くっつけるに木工用ボンドを使います

そして最後に和紙を貼り付けたら完成です

可愛い一輪挿しが出来上がりました!
今年もやってきました
2013.10.06 なごみの取り組み
昨年から始まった福岡県が主催する介護の祭典が
今年も行われることとなりましたが
昨年と違って出場は事業所単位じゃなくて
個人で争われるコンテストに主旨が変わったようで
デイサービスのようなチームワークを大切とする部所では
イマイチ盛り上がりに欠けるところがありました
それでもデイサービス和は昨年の祭典で
決勝大会まで進んだ実績があり
今年もいっちょ、暴れちゃろうかといった具合で
昨年のプロフェッショナルコンテストで一躍、その名を轟かせた職員I君が
予選大会に出場することとなりました
ちなみに、この動画が昨年の第一回ふくおか介護グランプリの
介護技術を競い合ったプロフェッショナルコンテストの模様です
I君とSさんのコンビで出場しました
ここをクリック
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
① http://www.youtube.com/watch?v=ESw27E6CjGU
② http://www.youtube.com/watch?v=sNsRWXewuv0
さて予選大会ですが、
I君とデイサービス和の弟分のグランドG-1デイサービスのMさんが出場しました

競技内容は純粋に介護技術を競い合うものです
昨年は介護技術というよりも、
介護への想い、そして技術を超越した人と人との絆のあり方のような
ソフト面に重点が置かれていたようでしたが
介護技術だけとなると、まさに介護福祉士の実技試験のようなものとなってしまい
味もそっけも無くなってしまいます
どちらかというとI君は、味のある男であり、それ以上でもそれ以下でもないのです

されど、味のある男・I君は
持ち前の明るさと優しさを思う存分、全面に押し出して
実技試験(!?)に臨んで行きました!
実技課題は、片麻痺の利用者樣をベットから車椅子へ移乗し
車椅子での誘導後、
ボールまたは折り紙を使ったレクリエーションへ
誘っていくといった内容となっていました

もちろん、このような介助は
日々、当たり前のようにやっていることです
しかし場所が場所だけに、緊張のボルテージは上がって行きます
頭の中も、真っ白になります
それでも笑顔だけは絶やさず、頑張っていました

実技が終わった後、審査員の方との簡単なレクチャーがあり
介護に対する想いを尋ねられていました
想いといったって、一言では言い表せないものがあります
介護の仕事を初めて10年以上の月日が流れています
辛かったこと、悲しかったこと、
様々な出来事が彼の頭の中を去来していたものと思われます
介護の仕事とは、人間の生死に携わる仕事なのです
杓子定規に語れるわけではありません
思わず感情ばかりが先走って
涙がポロポロ流れ落ちてくるばかりでした

結果は残念な形で終わってしまいましたが
デイサービス和の代表として
デイサービス和の職員らしく頑張ってもらえたと思っています
お疲れ様でした!
最後に昨年、第一回ふくおか介護グランプリの決勝大会で
和職員が一丸となってのぞんだハートフルコンテストの模様をアップしておきます
ここをクリック
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
① http://www.youtube.com/watch?v=9GQy2QaBWZQ
② http://www.youtube.com/watch?v=GU4eA-_HPM4
今年も行われることとなりましたが
昨年と違って出場は事業所単位じゃなくて
個人で争われるコンテストに主旨が変わったようで
デイサービスのようなチームワークを大切とする部所では
イマイチ盛り上がりに欠けるところがありました
それでもデイサービス和は昨年の祭典で
決勝大会まで進んだ実績があり
今年もいっちょ、暴れちゃろうかといった具合で
昨年のプロフェッショナルコンテストで一躍、その名を轟かせた職員I君が
予選大会に出場することとなりました
ちなみに、この動画が昨年の第一回ふくおか介護グランプリの
介護技術を競い合ったプロフェッショナルコンテストの模様です
I君とSさんのコンビで出場しました
ここをクリック
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
① http://www.youtube.com/watch?v=ESw27E6CjGU
② http://www.youtube.com/watch?v=sNsRWXewuv0
さて予選大会ですが、
I君とデイサービス和の弟分のグランドG-1デイサービスのMさんが出場しました

競技内容は純粋に介護技術を競い合うものです
昨年は介護技術というよりも、
介護への想い、そして技術を超越した人と人との絆のあり方のような
ソフト面に重点が置かれていたようでしたが
介護技術だけとなると、まさに介護福祉士の実技試験のようなものとなってしまい
味もそっけも無くなってしまいます
どちらかというとI君は、味のある男であり、それ以上でもそれ以下でもないのです

されど、味のある男・I君は
持ち前の明るさと優しさを思う存分、全面に押し出して
実技試験(!?)に臨んで行きました!
実技課題は、片麻痺の利用者樣をベットから車椅子へ移乗し
車椅子での誘導後、
ボールまたは折り紙を使ったレクリエーションへ
誘っていくといった内容となっていました

もちろん、このような介助は
日々、当たり前のようにやっていることです
しかし場所が場所だけに、緊張のボルテージは上がって行きます
頭の中も、真っ白になります
それでも笑顔だけは絶やさず、頑張っていました

実技が終わった後、審査員の方との簡単なレクチャーがあり
介護に対する想いを尋ねられていました
想いといったって、一言では言い表せないものがあります
介護の仕事を初めて10年以上の月日が流れています
辛かったこと、悲しかったこと、
様々な出来事が彼の頭の中を去来していたものと思われます
介護の仕事とは、人間の生死に携わる仕事なのです
杓子定規に語れるわけではありません
思わず感情ばかりが先走って
涙がポロポロ流れ落ちてくるばかりでした

結果は残念な形で終わってしまいましたが
デイサービス和の代表として
デイサービス和の職員らしく頑張ってもらえたと思っています
お疲れ様でした!
最後に昨年、第一回ふくおか介護グランプリの決勝大会で
和職員が一丸となってのぞんだハートフルコンテストの模様をアップしておきます
ここをクリック
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
① http://www.youtube.com/watch?v=9GQy2QaBWZQ
② http://www.youtube.com/watch?v=GU4eA-_HPM4
グラグラ傘の玉入れ
2013.10.05 NONE
本日のゲームレクリエーションは
「グラグラ傘の玉入れ」という
好奇心あふれるネーミングで
始まる前から、楽しみにされていた利用者樣も多かったと思いますが
フタを開けてみれば、なんのことはない
新聞紙を丸め込みます

丸めた新聞紙をひっくり返した傘の中に投げ込みます
指定された時間内に何個の新聞紙を丸め、そして投げ入れることができるかを競い合う
しごく単純なゲーム内容となっていました

おそらく新聞紙を丸めることにより手先の運動となり
新聞紙を投げることにより上腕部の運動になり
点数を競うことで脳内活性化をはかるのが目的であったんでしょうが
どうしてこんなに、熱中できるのか
不思議でなりませんでした

みなさん、童心に戻られていたのでしょうか

笑い声だけが室内に響き渡り
なんだかすごく楽しい雰囲気になっていたのは事実でした

しかし、どうしても疑問が残ります
ここに通所されている利用者樣は
まかりなりにも戦後日本の復興と高度成長を支えてこられた方々です
はたしてこんな子供だましのようなレクを提供して良いものやら
仕事が終わって介護職員筆頭M先輩に進言したら
「理屈をたれるな、理屈をたれるぐらいなら、率先して働け!」
と怒られてしまいました
M先輩は今日も、事務所の管理システムを誤作動してしまい
警備会社が飛んでかけつけるといったドジをしでかしていましたが
見る前に跳びまくっているM先輩のように
考えなく、行き当たりばったりに動き回るのも問題があると思われました
すみません、愚痴っぽくなって( ´ ▽ ` )
新人職員A
「グラグラ傘の玉入れ」という
好奇心あふれるネーミングで
始まる前から、楽しみにされていた利用者樣も多かったと思いますが
フタを開けてみれば、なんのことはない
新聞紙を丸め込みます

丸めた新聞紙をひっくり返した傘の中に投げ込みます
指定された時間内に何個の新聞紙を丸め、そして投げ入れることができるかを競い合う
しごく単純なゲーム内容となっていました

おそらく新聞紙を丸めることにより手先の運動となり
新聞紙を投げることにより上腕部の運動になり
点数を競うことで脳内活性化をはかるのが目的であったんでしょうが
どうしてこんなに、熱中できるのか
不思議でなりませんでした

みなさん、童心に戻られていたのでしょうか

笑い声だけが室内に響き渡り
なんだかすごく楽しい雰囲気になっていたのは事実でした

しかし、どうしても疑問が残ります
ここに通所されている利用者樣は
まかりなりにも戦後日本の復興と高度成長を支えてこられた方々です
はたしてこんな子供だましのようなレクを提供して良いものやら
仕事が終わって介護職員筆頭M先輩に進言したら
「理屈をたれるな、理屈をたれるぐらいなら、率先して働け!」
と怒られてしまいました
M先輩は今日も、事務所の管理システムを誤作動してしまい
警備会社が飛んでかけつけるといったドジをしでかしていましたが
見る前に跳びまくっているM先輩のように
考えなく、行き当たりばったりに動き回るのも問題があると思われました
すみません、愚痴っぽくなって( ´ ▽ ` )
新人職員A
デイサービス和の365歩のマーチ
2013.10.04 体操
私事で申し訳ないのですが
歳をとり身体機能が低下していくに従って
体をあまり、動かそうとしなくなります
当然の流れと言ってしまえばそれまでですが
ご飯だけは人並みに食べようとするものだから
お腹だけが太っていき
健康診断があるものなら
必ず生活習慣病の可能性を示唆されてしまいます
こりゃいかんと、健康食品にとびつき
ダイエットに挑戦するのですが
なかなか成果はあがらず右往左往
体重は減るどころか増えていく一方でラチが明きません
どうしたら良いものやら
頭の中では、答えは簡単にでています
ようするに汗を流し、体を動かすことなんでしょうが
人間というものは基本的に自分に甘く出来ています
克己心など、少なからず私には微塵もありません
体を動かすことは、嫌なことです
できうるなら一生、家でゴロゴロ寝ていたいというのが本音です
まあ私の個人的なぼやきは、この程度にしまして、
話はデイサービス和に移ります
そもそも私のような自分に甘い人間というのは
他人には非常に厳しいもので
私同様、家でゴロゴロ寝てばかりおられる利用者樣には
せめてデイサービスを利用中には
徹底的に動いてもらわないとと、
鬼の様な使命感に燃えています
しかし私以上に70・80を過ぎた高齢者の方に
克己心など求められようはずがなく
それならばと始めたのが「デイサービス和の365歩のマーチ」でした
水前寺清子さんの「365歩のマーチ」に合わせ
皆でぐるぐる、室内を歩くのです

この取り組みには二つの大きな意味があります
一つは楽しい音楽に合わせ、楽しい気持ちになりながら歩くということです
もう一つは、皆が歩けば自分も歩かなくてはならないといった
「和を持って尊し」の精神を微妙についた点です
否応なく、歩かざるをえなくなるのです

恐るべき集団心理というのでしょうか
この取り組みは大成功となって、
デイサービス和では毎日、室内をぐるぐる歩き回っているのです
久しぶりに動画をアップしたのでご覧下さい!
ここをクリック!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://www.youtube.com/watch?v=UnzxroSy9Os
歳をとり身体機能が低下していくに従って
体をあまり、動かそうとしなくなります
当然の流れと言ってしまえばそれまでですが
ご飯だけは人並みに食べようとするものだから
お腹だけが太っていき
健康診断があるものなら
必ず生活習慣病の可能性を示唆されてしまいます
こりゃいかんと、健康食品にとびつき
ダイエットに挑戦するのですが
なかなか成果はあがらず右往左往
体重は減るどころか増えていく一方でラチが明きません
どうしたら良いものやら
頭の中では、答えは簡単にでています
ようするに汗を流し、体を動かすことなんでしょうが
人間というものは基本的に自分に甘く出来ています
克己心など、少なからず私には微塵もありません
体を動かすことは、嫌なことです
できうるなら一生、家でゴロゴロ寝ていたいというのが本音です
まあ私の個人的なぼやきは、この程度にしまして、
話はデイサービス和に移ります
そもそも私のような自分に甘い人間というのは
他人には非常に厳しいもので
私同様、家でゴロゴロ寝てばかりおられる利用者樣には
せめてデイサービスを利用中には
徹底的に動いてもらわないとと、
鬼の様な使命感に燃えています
しかし私以上に70・80を過ぎた高齢者の方に
克己心など求められようはずがなく
それならばと始めたのが「デイサービス和の365歩のマーチ」でした
水前寺清子さんの「365歩のマーチ」に合わせ
皆でぐるぐる、室内を歩くのです

この取り組みには二つの大きな意味があります
一つは楽しい音楽に合わせ、楽しい気持ちになりながら歩くということです
もう一つは、皆が歩けば自分も歩かなくてはならないといった
「和を持って尊し」の精神を微妙についた点です
否応なく、歩かざるをえなくなるのです

恐るべき集団心理というのでしょうか
この取り組みは大成功となって、
デイサービス和では毎日、室内をぐるぐる歩き回っているのです
久しぶりに動画をアップしたのでご覧下さい!
ここをクリック!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://www.youtube.com/watch?v=UnzxroSy9Os
60代の元気パワー!
2013.10.03 職員紹介
もともとは厨房で働いておられた職員Mさん(右)
ところが、ちょうど一年前、介護の現場で欠勤者が続出するという事態が発生し
急きょ介護職員として現場にかり出されるようになりました
もちろん欠勤者が休みとわかるのは当日です
朝っぱらから出勤要請の電話をかけます
「申し訳ないのですが、今から出てもらえませんか?」
「りょうか~い!今すぐ行きま~す!」
と、いつも快い返事で出勤してくださっていました

その回数も半端じゃありません
当時の和は3日に一度の割合で欠勤者が続出していたのです!
他の会社じゃ考えられませんよね
本来なら速攻でクビになってもおかしくなかったのでしょうが
そこが和の甘いところであり、優しいところ
そしてそのような中、サービスの質を落とさず、
みんなでカバーしあい
特に一番、頑張っておられたのがMさんだったのです!

御年66歳です!
いわゆる団塊の世代にあたります
70年安保時に青春をおくられた一人でもあります
友よ、夜明け前の闇の中で、
友よ、戦いの炎を燃やせ~♪
と岡林信康の「友よ」のメロディーに乗って
パワフルな青春時代を送られていたんでしょうか
Mさんの元気は66歳になっても健在なのです!

今日では厨房勤務から介護職へ完全移行され
体調不良ですぐに休みたがる若い職員など、どこ吹く風か
入浴介助、トイレ誘導、利用者樣送迎、そしてレクリエーションと先頭切って、
なんでもこなされる頑張り屋さん
利用者樣からも歳が近いということもあり信頼厚く
もちろん仕事を欠勤されることもなく
それどころか今でも、欠勤者が出ると休みの日でも
快く出勤してくださり
パートさんでありながら出勤日数は正社員の日数をはるかに超えてしまっています
おまけに、代わりに出勤してもらった職員は
一言、Mさんに「ありがとうございます」とお礼を言えば良いのに
たいがい休みがちな職員は自分本位に出来ていて、
お礼の一言もありません
心の狭い私だったら、ブチ切れるのに
Mさんは、切れるどころか、心から心配してくださる優しい面も持ちあわせておられます

今の日本で一番、力を持て余しているのが60代の世代だと
同じ世代の統括部長がおっしゃっていましたが
私が60歳になった時、はたしてここまでパワフルに働けるかと想像したら
いささか自信が持てません
そう考えると、恐るべし団塊の世代!
恐るべしMさんと言わざるをえないでしょう!
探し物は何ですか?
見つけにくいものですか?
カバンの中も机の中も探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか?
それより僕と踊りませんか?
夢の中へ、夢の中へ、行ってみたいと思いませんか?
70年安保が終了し、井上揚水が発表した「夢の中へ」で象徴されるように
それ以降の世代は「シラケ世代」と言われるようになり、
その傾向は今日もなお、続いています
しかしMさんにしてみれば、まだまだ夢の中に行くには早すぎると言われます
66歳になられた今でも、何かを探し求めておられるのでしょう!
ところが、ちょうど一年前、介護の現場で欠勤者が続出するという事態が発生し
急きょ介護職員として現場にかり出されるようになりました
もちろん欠勤者が休みとわかるのは当日です
朝っぱらから出勤要請の電話をかけます
「申し訳ないのですが、今から出てもらえませんか?」
「りょうか~い!今すぐ行きま~す!」
と、いつも快い返事で出勤してくださっていました

その回数も半端じゃありません
当時の和は3日に一度の割合で欠勤者が続出していたのです!
他の会社じゃ考えられませんよね
本来なら速攻でクビになってもおかしくなかったのでしょうが
そこが和の甘いところであり、優しいところ
そしてそのような中、サービスの質を落とさず、
みんなでカバーしあい
特に一番、頑張っておられたのがMさんだったのです!

御年66歳です!
いわゆる団塊の世代にあたります
70年安保時に青春をおくられた一人でもあります
友よ、夜明け前の闇の中で、
友よ、戦いの炎を燃やせ~♪
と岡林信康の「友よ」のメロディーに乗って
パワフルな青春時代を送られていたんでしょうか
Mさんの元気は66歳になっても健在なのです!

今日では厨房勤務から介護職へ完全移行され
体調不良ですぐに休みたがる若い職員など、どこ吹く風か
入浴介助、トイレ誘導、利用者樣送迎、そしてレクリエーションと先頭切って、
なんでもこなされる頑張り屋さん
利用者樣からも歳が近いということもあり信頼厚く
もちろん仕事を欠勤されることもなく
それどころか今でも、欠勤者が出ると休みの日でも
快く出勤してくださり
パートさんでありながら出勤日数は正社員の日数をはるかに超えてしまっています
おまけに、代わりに出勤してもらった職員は
一言、Mさんに「ありがとうございます」とお礼を言えば良いのに
たいがい休みがちな職員は自分本位に出来ていて、
お礼の一言もありません
心の狭い私だったら、ブチ切れるのに
Mさんは、切れるどころか、心から心配してくださる優しい面も持ちあわせておられます

今の日本で一番、力を持て余しているのが60代の世代だと
同じ世代の統括部長がおっしゃっていましたが
私が60歳になった時、はたしてここまでパワフルに働けるかと想像したら
いささか自信が持てません
そう考えると、恐るべし団塊の世代!
恐るべしMさんと言わざるをえないでしょう!
探し物は何ですか?
見つけにくいものですか?
カバンの中も机の中も探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか?
それより僕と踊りませんか?
夢の中へ、夢の中へ、行ってみたいと思いませんか?
70年安保が終了し、井上揚水が発表した「夢の中へ」で象徴されるように
それ以降の世代は「シラケ世代」と言われるようになり、
その傾向は今日もなお、続いています
しかしMさんにしてみれば、まだまだ夢の中に行くには早すぎると言われます
66歳になられた今でも、何かを探し求めておられるのでしょう!
