招き猫を作る~福よ来い~
2016.04.11 陶芸教室
今月の陶芸教室は、開運招福、千客万来、商売繁盛をもたらす縁起の良い置物として
古来から多くの日本人に愛用されてきた招き猫を作ります
ちなみに右手を挙げると、お金や財産を招き
左手を挙げると、お客や友人を招くといわれています
どちらを挙げるかは、皆さまの自由!
しかし、大半の方が右手を選択していましたっけ!
皆さま、かなり現実的なんでしょうね!?
これまた、ちょっとした豆知識として
右手を挙げているのがオス
左手を挙げているのがメスとも言われています
人気のある置物なので、
色々なバリエーションが存在しているようです
招き猫の色によっても違い
白い猫は福を招き、黒猫は魔除け
金色は財運、銀色は長寿と繁栄
赤色は健康、桃色は愛情と様々です
発祥はもちろん日本なのですが
今日ではお隣の中国、台湾をはじめ
海を渡ってはアメリカでも人気商品となっているそうです
アメリカではウエルカム・キャット、ラッキー・キャットと呼ばれ
招き手の反対の手にはドル硬貨を持っています
(日本では小判を持つのもあります)
そして日本の招き猫と違って
招き手は手の甲を前に向けています
これは日本とアメリカの文化の相違で
アメリカでは日本のように手のひらを表に見せると
「しっしっ、あっちいけ!」というふうにとらわれ
手の甲を表に見せることにより
「カモ~ン」というふうに解釈されているからです
たかが招き猫、されど招き猫
奥が深いですよね
それにしても今月の陶芸教室も
物が物だけあって、皆さま真剣勝負!
完成したら宝くじでも買ってみようかしら
いやはや、焼き上がりが楽しみですね!
さくらの湯飲み
2016.03.14 陶芸教室
今月の陶芸教室は
桜の模様をあしらった湯飲み茶わんを作成します
真剣に取り組まれている姿は、まさに技を極めた匠のようです
スタイルだってこの通り
似合っていますね!
それはお手伝い役の職員だって同じことで
この眼差しなんて、まるで爬虫類そのもの!
ちょっとでも怒りをかったら、蛇に睨まれた蛙のように
背筋がぶるぶると身震いしてしまいそうです
他のサークル活動で醸される笑いなんてどこにもありません
まさに真剣勝負!
リンと張り詰めた緊張感がそこにはみなぎっており
何びと足りとも近づくことを許しません
デイサービス和の数あるサークル活動の中でも
ここまで利用者さまが表情一つ変えずに
真剣に取り組まれるサークル活動というのは
ある意味、陶芸教室だけかもしれません
しかし作品が完成に近づくと
皆さまの表情がホッと安らんできます
桜散る春の日の穏やかな昼下がり
完成した湯飲み茶わんに熱いお茶を注いで
みんなで楽しく語り合いたいですね
ネームプレートを作る
2016.02.08 陶芸教室
本日は陶芸教室の日、
今回のお題はネームプレートです
本日もハセムシ窯の田中先生が皆さまを指導されます
まずは作り方の説明です
真剣な表情で聞きいっておられました
そしていよいよネームプレート作りが開始されます
簡単そうに見えますが
高熱で焼き上げるにあたって強固な構造が要求されます
土をまっ平らに伸ばしただけでは強度は弱くなるので
まずは土を一本一本、細く伸していく作業から始まります
次に細くした土をかのように巻きつけていきます
隙間なく巻きつけたら
今度は表面を指圧してまっ平らに伸ばします
版画で使うバレンのようなものでならすと
更に滑らかになります
こうして高熱にも耐えうる原型が作りあげられていくのです
次に文様を刻みます
どこにでも転がっていそうな石を使用し
石のような風合いを表現します
次に名前を刻み
周囲をかたどれば出来上がり
後は高熱の釜で焼くのみです
完成が近づくにつれ
笑みがこぼれてきます
それはまるで厚くたれ込んだ雲の隙間から顔をのぞかせる
春の日差しのような温かさを感じさせる笑顔でした
お雛さまの花飾り~もうすぐ春ですね~
2016.01.11 陶芸教室
今日は、今年初の陶芸教室の日です。
今回は、3月のお雛様とお内裏様に見立てた可愛い花瓶です。
3月だけではなく1年中使えそうな画期的なアイテムです。
粘土を8コに分け、その8等分にしたものをひも状にし、型に沿って平たくしていきます。
ヘラで余分な部分は、カットしていきます。皆様ヘラ使いはお手の物のようです。
なめらかに、上手に切られていました。
色んな模様の印花があり、皆様どれを押そうか迷われています。
「これにしよう~。」「花も可愛いね~。」「この模様は男性用かな?」
さあ、だいぶ出来上がりましたね。
後は、くるんと巻けば出来上がりですね。
最後のしめは、先生に手伝ってもらいながら完成です。
それぞれ違う可愛いおしゃれな花さしの出来上がりです!
「素敵なのができたでしょう!」皆様 ご満悦の表情です。
もうすぐ春ですね!
恋をしてみませんか?
申(さる)の土鈴
2015.12.14 陶芸教室
今回は、今年最後の陶芸教室の日です。
何を作るのかというと来年の干支の土鈴です。
来年の干支は、何でしょう?と先生が質問されます。
「なんかいなー。」 「今年は何だったっけ~?」 皆様、大盛り上がり。
「去年は羊の土鈴でしたね。」と先生が言うと
皆様「あ~そうやった、1年たつのは早いね、今年は猿やね。」と答えがでたようです。
まずは、土を八等分にします。
8個になったか数えてみます。
それを全部、丸めていきます。 皆様、丸める作業が、楽しそうです。
7個の丸を手のひら大につぶします。残りの1こは耳になるそうです。
それを土鈴の形に成形していきます。
皆様の普段見られない表情が見られます。
まん丸になったら、ハンバーグの空気ぬきのようにぺちぺちと
軽く叩きながら、まるーくしていきます。
先生の見本のお猿さんの顔を見ながら、顔を書いていきます。
それぞれの個性が出て、とても可愛い土鈴ができましたよ!
最後に品評会が始まりました。
先生のアドバイスを聞きながら、顔の位置を考え中~
さあ!来年の焼き上がりが楽しみですね!
先生、今年もお世話になりました。 楽しい陶芸教室、ありがとうございました!
また来年も、よろしくお願いしまぁ~す(*´ー`*人)
デイサービスセンター和 スタッフ一同より