なごみ農園の春~素敵なことが起こりそうな予感がします~
2016.03.19 園芸レクリエーション(なごみ農園)

福岡地方では全国に先駆け
桜の開花宣言が発表されました
いよいよ春本番ですね!

本日は久しぶりに晴天に恵まれ
延ばし延ばしにしていたなごみ農園の種植えをおこないました
まずは土を耕し、春の光を思いっきり土に吸わせ
種を植えていきます

ひまわり、ふうせんかずら、オクラ
インゲン、大根
ブロッコリーの苗も植えました

間引きもおこないました

気持ちの良い風が吹いてきます

新しい季節に心が踊ってきそうな
何か素敵なことが起こりそうな予感がしました

じゃがいもを植える~奇妙なお百姓さん登場!
2016.02.29 園芸レクリエーション(なごみ農園)

春が近づき、いよいよなごみ農園が始動しました!
奇妙なお百姓さんが出現していますが
陽気が暖かくなると決まって、この手の変な人が出没するもので
困ったものです
私にはこの手の人たちの価値観ってものが
さっぱり理解できません

さて、本題です
すでにここには奇妙なお百姓さんは存在していません
手に汗握り皆さま、一生懸命に畑を耕されています

畑にはジャガイモを植えていきます

これからどんどんと色んな野菜を育てていきたいものですね

それにしてもこの二人は、
お茶らけるだけで、まったく働いていませんでした
アリとキリギリスのキリギリスのようなものです
働かざる者、食うべからず
バカですね~

キャベツ収穫と勤労感謝の日、そして夏目漱石
2015.11.23 園芸レクリエーション(なごみ農園)

先週の白菜に続き、今週はキャベツを収穫しました

キャベツといえばスーパーで売られているキャベツしか見たことがなかったのですが
原型は大きな葉っぱに覆われた中に
私たちの良く知るキャベツがあったんですね!
四十数年生きてきて初めて知った驚愕の事実と
己の無知…
ごめんなさい、キャベツさん

しかし食べることに関してはキャベツには目のない私
特にこれからの季節でいえば、もつ鍋に入れるもよし
博多風水炊きに入れるもよし!

本来、水炊きといえば白菜を入れるのが普通だと思われているようですが
博多では白菜ではなくキャベツを入れるのが普通なんですよね
時間をかけて煮込み上げた鶏肉のスープに
ポン酢をまったりと溶けあわせ
ピリッと効いたゆず胡椒を具材に少々つけて食べるのが大好きです!
あ~無性に水炊きが食べたくなってきました~

一方、こちらは玉ねぎの苗を植えられています

黒いビニールを畝に覆っているのは
雑草の育成を阻むため
誰がこんな手の込んだ育成法を考えるのかっていえば
なごみ農園の園長さんである職員Hさんと
那珂川町在住の農業一筋7・80年の利用者さま達です!
私の出る幕など、どこにもないのです

奇しくも今日は勤労感謝の日
戦前でいえば新嘗祭(にいなめさい)の日といって
秋の農作物の収穫を祝う祭りとされ国民の祝日に制定されていたのですが
戦後の農業人口の減少に伴い
祭りごとを農業に従事する者に限定するのではなく
労働者全般の労をねぎらう意味で
この日の祝日を勤労感謝の日に改められたといいます

農業離れ…
それが良いことか悪いことか私にはわかりませんが
キャベツの原型すら知らなかった私…
これは少なからず大問題であるはずです
と言っても明治の大文豪・夏目漱石さんも
東京大学に在籍していた学生の時分に至るまで、
毎日食べている白ご飯が、田んぼに植えられている稲の実から収穫されていることを
まっかく、知らなかったそうです!!
当時といえば今日と違い日本列島、田んぼだらけ
いくら文明開化の鐘が鳴ろうとも
このような風土に生まれ育ち、どうして知らなかったといえたのでしょうか?
無知もここまで来ると天才と紙一重!
この逸話は友人であった正岡子規が「墨汁一滴」の中で述べ
後年、芥川龍之介が直接、漱石に確認をとっている事実だそうですが
あるいは天才にとって、一般常識は無用なものなのかもしれませんね

※近々、大根の収穫もおこなう予定です

白菜収穫
2015.11.19 園芸レクリエーション(なごみ農園)

本日は久しぶりの晴天に恵まれ
なごみ農園に出て、白菜の収穫をおこないました
青々と白菜が育っています

包丁片手に白菜を収穫していきます!

暑くもなく寒くもなく、吹く風がとても心地よく感じられます

どうでしょう!
みごとな白菜が沢山、収穫されました
もちろんお昼ご飯に出して、
食べる予定です!

芋掘り~掘った芋、いじるな!~
2015.10.10 園芸レクリエーション(なごみ農園)

本日は毎年恒例の芋掘りをおこないました
今年も、豊作かしら?
まずは芋ズルを引っ剥がします

そして芋掘りが開始されます

どんどん芋が、掘り起こされていきます

大きいのやら、小さいのやら
ざっく、ざっく、芋が掘り起こされていきます

大きいでしょ!

小さすぎます!

ところで芋掘りで連想するのが、
「掘った芋、いじるな!」という言葉!
ご存知ですか?
What time is it now?
訳すると、今何時ですか?といった問いかけになるのですが
これが日本語で、「掘った芋、いじるな」と言えば
米英人にはWhat time is it now?と聞こえるのだそうです
この話は、私が中学生で初めて英語教育を受けた際
英語の先生が私たちに話したダジャレでした
いや、当時の私にはダジャレとしか映らなかったのですが
後々考えるに、おそらく先生は、もっと深い意味を込めて
掘った芋、いじるな!の話をされたんだと思われました

What time is it now?を教科書通りに発音すると
ワッツ タイム イズ イツ ナウと読みます
しかし誰もが多かれ少なかれ経験していることだと思うのですが
学校教育を通して習った英語の発音など
実際に米英人と会話をしてもほとんど通じません
通用するのは試験の答案用紙といったバーチャルの世界のみです

それではなぜ、掘った芋、いじるななら通じるのでしょうか?
要はイントネーションの問題なのでしょうが
それ以上、詳しい理由はわかりません
ただ一つだけいえることは、
世の中、理屈通りにはいかないということです

それはこの業界でも同じことが言えます
どんなに長い経歴を持っていようと
どんなに高い教育と専門的な知識を持っていようと、
実践の場において利用者さまと心が通い合わなければ
それは単なる宝の持ち腐れ
かえって「掘った芋、いじるな」で接した方が
上手くいったりする時もあるのです

あの日、「掘った芋いじるな」の話をされた先生が
言いたかったことは、
そんなことだったのかもしれません…