ブログ~和スタッフからのNEWS~

デイサービス和の男はつらいよ

2014.09.05 職員紹介

突然ですがデイサービス和に

渥美清さんの「男はつらいよ」シリーズがずらりと登場しました!

数年前、講談社から発売された「寅さんDVDマガジン」です!



さっそくシアタールームで上映会です

でも、どれもこれも面白そうなので選択に迷っておられます

吉永小百合さん、やっぱ綺麗かね~

長渕剛と志穂美悦子はくさ、

この映画で共演したのがきっかけで結婚しとうとよ

それを言うなら沢田研二と田中裕子もくさ、寅さんがきっかけで結婚したんよ

振り返れば昭和の大スターたちが勢ぞろいです

これから少しづつ、みんなで観ていきましょう!



さて、午後からのレクリエーションの時間です

デイサービス和の男はつらいよ、職員Mさんです!

一日中、生臭い汗をかきながら仕事に邁進しているのですが

女性職員たちには,、いつもそっぽを向かれ

評価は中の下です



こちらもデイサービス和の男はつらいよ、職員Sさん

派手なリアクションで床を転げまくり

仕事に奮闘しているのですが

これじゃ、北海道の海岸で寝そべっているトドそのものです

評価はSさんも中の下です



かわいそうな二人です

しかし利用者樣には不思議と受けが良いのも事実なのです

この二人がレクを担当すると、不思議とレクが盛り上がります

今日も「放ってピン倒し」という

ペットボトルにボールを当て、倒したペットボトルの本数を競い合うといった

実にバカバカしく、稚拙なゲームをおこなっていたのですが

この二人が担当するだけでバカバカしいゲームも

楽しく愉快なゲームと化していきます



笑い声が絶えません



明らかに手抜きレクなのに

この笑いはなんででしょう!?



この笑いがレクの評価だとするなら

真面目にレクの企画を立てている職員にとって

この結果は、あまりにも不条理です



そして今日の終礼でも2人は吊し上げにくらっていました

「レクってものは、単に騒いでいればいいってものじゃないわよ!」

「調子こいてんじゃないわよ」

いつまでたっても浮かばれない二人なのです

しかし捨てる神あれば拾う神ありといって

そんな二人を陰ながら支えている女性職員が一人だけいます

要するに彼らにとってのマドンナといったわけなのですが

それが職員Hさんにあたります

今年、還暦を迎えられます

いつも馬鹿な二人を優しい笑顔で見守っておられます

彼らが和におられるのも、そんなHさんあってのことなのです



今日も二人の馬鹿なレクを、

嫌な顔をせず、陰ながら盛り上げていました

終礼の時、彼らが怒られていても、それに加担せず

心の中で不憫な彼らのことを想い

泣いて下さりました



人間ができているのでしょうね

これはもう、ヒューマニズムを超えた悟りの境地です

カトリーヌ・さやか先生もそんなHさんの姿に感動され

Hさんの四コマ漫画を描いてくださいました

そしてオチはやっぱり、職員Mさんでした

トホホ…男はつらいですね

サバイバル主婦Sさん

2014.08.23 職員紹介

デイサービス和のサバイバル主婦Sさん

なごみ農園の野菜を盗んで子供の弁当にいれたり

変な恰好で踊ったり

奇想天外なキャラクターで知られています

なにをするにも妥協を許さない体当たりの演技が

皆を気味悪がらせています



そんなSさん、本日も大活躍!

その一部始終をカトリーヌさやか先生に描いてもらいました



                                                  つづく

飾りじゃないのよ涙は

2014.07.16 職員紹介

つっぱることが男の、たった一つの勲章っといった時代がありました

しかし負けん気の強かった彼女もまた

つっぱることが女のたった一つの勲章と思っていました



「もっと素直になれよ!」

「可愛げのない女だな!」

つきあう男たちは皆、一様にそんな台詞をはいて

彼女の前を通り過ぎていきました

孤独であるということ

そして私が私であるということ

いくら自問しても答えなんてどこにも見出せません

ただ一つ、わかっていることは自分に負けたくないということ

素直になれと言われても、

可愛げがないと言われても

周囲に迎合する真似などけっして、できませんでした



そんな彼女も、あれから二十年と少しの時間が流れ

ちょっぴり大人の世界に毒づいて

今ではデイサービス和の立派な介護士となっています

つっぱり時代に覚えた空手が功を奏し

わくわく健康教室では空手体操なるものを指南しています



ボランティアでこられた九州プロレスのめんたい☆キッドさんに戦いを挑み



見事、投げ飛ばし



勝利の雄叫びをあげていました



つっぱり時代の名残からなのか

笑顔の作り方がどこかしら不器用なのですが

型にはまった笑顔しか作れない介護士さんよりか

よっぽど自然体で利用者樣からの信頼が厚いのも事実です



いつも体をはって一生懸命に仕事に取り組む姿は

清々しささえ感じます



そんな彼女は昔から中森明菜さんが大好きだったと言います

「飾りじゃないのよ涙は」は今でもカラオケの18番です

私は泣いたことがない~で始まるこの歌に

彼女自身の青春時代をかさねていたからでしょうか


中森明菜さんはこの歌の中でこのように歌っています


私は泣いたことがない

本当の恋をしていない

誰の前でもひとりきりでも

瞳の奥の涙は隠していたから

いつか恋人に会える時

私の世界が変わる時

私泣いたりするんじゃないかと感じてる

きっと泣いたりするんじゃないかと感じてる


しかしWさんが初めて涙を覚えたのは

唯一、彼女の味方であったおじいちゃんが、亡くなったときでした

どんなに悪さをしようとも、いつもWさんの味方となり

Wさんを優しく包み込んでくれていたおじいちゃん、

唯一、心を許せる存在だったおじいちゃんが

ある日、突然、いなくなり

その時初めて彼女は涙を覚えたといいます


あまり自分のことを多く語ろうとしないWさんですが

彼女がこの仕事に就いたのも

そんなことがきっかけだったのかもしれません



優しさの表現なんて、人それぞれ違います

口先三昧の優しさなど、彼女には必要ありません

彼女は彼女なりの優しさを持って

精一杯に生きています

涙は飾りじゃないんです

後悔して泣くぐらいなら

彼女はその人のために

不器用ながらも四六時中、笑顔を送り続ける道を選びます

それが硬派を貫いたヤンキー道のど根性といったところです

ねえ、そうでしょう、おじいちゃん…

彼女の自分探しの旅に終わりはないのです



カトリーヌ・さやか先生も

そんな彼女にエールをおくってくださいました




☆本日のお昼ご飯☆



縁の下の力持ち

2014.05.08 職員紹介

毎日新聞を読んでいた方から、情報が入りました。

な・なんと、和のどんたくに踊りに来てくださっていた

調理師のTさんが載っておられました!



前回は、西日本新聞に載っておられました。

キラリとひかるものがあるんでしょうね!



Tさんは、踊りが大好きというのが見ててわかります。



いつも、楽しんで踊られています。 周りにいる人も元気をもらえます♡



和のスタッフにも快く色んな踊りを丁寧に教えて下さいます。



ボランティアで他の事業所にもよく行かれ土産話をして下さり勉強になります。


もちろん和のお昼御飯は絶品です!


Tさん、これからも・なごみを宜しくお願いしま~す♡


文責は弟子のまつたかこでした!



☆今日のお昼ご飯☆

ご飯

味噌汁

肉じゃが

大根の紫酢和え

キャベツとツナのサラダ







私はジムジョ

2014.05.01 職員紹介

職員Tさんはデイサービス和のたった一人の事務員さんです

デイサービス和が誕生する以前から

光竹会グループのごう脳神経外科クリニックで働いていました



デイサービス和で働く職員24名の中では

足元に及ばないくらい、一番の古株ときています

いわゆる超ベテランさんといったわけで

仕事の方もちょちょいのちょいと片付けてしまわれます

得意技は書類の束を、電光石火の勢いで

ぺらぺらめくって枚数を数えることです

これに関しては光竹会グループに在籍する多くの事務員さんの中でも

ダントツのスピードと正確さを兼ね備えているといっても過言ではありません

びっくり人間大会でもあったら優勝間違いないでしょう

なおかつ書類をはじく指の動きは

華麗な動きで鍵盤を弾くピアニストのそれのように

まさに芸術の域に達しており

見るものをうっとりさせてしまいます

皆から神の指と賞賛されている程なのです!



そんな和の長老、T大先輩なのですが

大先輩らしく私たち介護の現場がバタついていると

即座にホールに飛び出して

私たちの仕事の手伝いをしてくださります

あまり人と喋るのは得意じゃないとおっしゃっていますが

介護をするにあたって、やみくもに喋り散らせば良いってものではなく

大先輩のように喋りは苦手でも

利用者樣の話を真摯に傾聴される姿勢は大いに学ぶところがあります

利用者樣の信頼も下手な介護職員以上にあついのです



もちろん利用者樣の送迎にも介助員として出てくださっています

イベントごとがあっても参加してくださいます

恥ずかしがりながらも汚れ役にも徹してくださいます

頼まれると嫌と言えない性分だそうです



最近では光竹会グループの有料老人ホームの方にも

ちょいちょい出向いて事務の仕事を手伝ったり

デイサービス和の弟分のグランドG-1デイサービスの事務の仕事を手伝ったり

大忙しな毎日を送られています

そういえば光竹会グループの職員表彰の席で

オールマイティー賞といった栄誉ある賞をいただいたこともありました

日本語訳すると「なんでもしてるで賞」とでもいうのでしょうか?

なにはともあれ

業種の垣根を越えて大活躍される大先輩の功績が認められたのでした!

まさにT大先輩は、私たち女子職員の誇りでもあるのです!



そんな大先輩ももうすぐ40歳

仕事はなんでもこなせるけれど

お料理だけは苦手らしく

毎朝、お母さんに可愛いお弁当を作ってもらっています

お母さんが朝寝坊してお弁当を作り忘れたら

ちゃっかりお母さんから500円をもらって

会社に出勤してきます

この話を聞いて、さすが大先輩と感心したものです



いまだに夢見る乙女のT大先輩

例えるなら「キャンディーキャンディー」に出てくるアンソニーのような

バラの花が背景に似合う

白馬に乗った王子様がいつの日か、迎えにくると信じています



それがいつになるかわかりませんが

待てば海路の日和有り

慌てず、騒がず、とち狂わず

ただただ、待ち続けているのです



あるいは、そんなT大先輩を

良い歳こいてバカな奴と失笑される方もおられると思いますが

しょせんは、割り切ることを覚えたバカな俗物のひがみであって

どんなに歳をとっても

T大先輩のように、夢と憧れを抱き、生きたいと願うものです

希望は希(まれ)にしか望(かな)いません

希にしか望わないから、美しいのです

おそらくT大先輩が、光り輝いて見えるのは

そのためなんでしょうね

T大先輩が見つめる未来には一点の曇りも生活臭もありません

がんばれ、T大先輩! 応援しています!


ブログトップへ

カテゴリ
アーカイブ