個別機能訓練
2023.07.18 機能訓練
この日の個別機能訓練はY様の頸部の治療風景です
右手手指のしびれがあり、整形外科を受診したところ
CDH(頚椎椎間板ヘルニア)の診断名が付きました。
母指球筋の萎縮のため、母指と示指で〇を作ることができずお箸が使えなくなりました。
治療内容は頸部牽引(別病院)と徒手治療(和での個別訓練)となりました。
Y様の場合、頸部牽引と徒手治療を短期集中で行うことが出来たため
一か月ほどで手指のしびれが軽減・寛解し、
握りこぶしや〇がしっかり出来るようになりました。
お箸も使えるようになったととても喜んでいただきました。
様々な硬さのボールを使用し、握力強化の訓練中です。
カメラ目線でいい笑顔です
ありがとう、あなたのお陰で・・・の握手ではありません
しっかり全手指を使って、握り込めるかどうかを確認しています。
Y様の例では病院受診をして診断名がハッキリしたため、
治療するセラピストもその疾患に沿った評価や治療内容を提案、実施することが出来ました
また症状が出現→受診→治療開始・短期集中的にスムーズに行えた点も良かったと思います。
こちらはK様の歩行訓練の様子です
K様の目標は、このまま転倒なくしっかり歩いて生活したいとの事です。
横歩きの訓練です。
平行棒内歩行訓練では前歩きや横歩き、後ろ歩き、大股歩き、タンデム歩行など
アレンジパターンが複数あり、重宝しています。
K様は右の変形性膝関節症により右膝内側に痛みが出現しています。
変形性膝関節症は様々な要因がありますが、筋肉量や出力低下が原因
・・・の場合も多々見受けられます。
筋肉の使い方や膝関節の状態把握を行っています。
ちょっとしたカメラ目線がまた良い感じです