九州国立博物館~印象派展に行く
2018.06.07 歩こう会
梅雨時期という事もありお天気が非常に気になるところでしたが
芸術に堪能な皆様の厚いご要望にお応えするべく本日決行!
ただいま絶賛公開中の特別展「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」観覧のため
そぼ降る雨にも負けず九州国立博物館へと足を運びました
逸る気持ちをおさえつつ まずは腹ごしらえといきましょう
太宰府天満宮にほど近い「寿し栄」さんで人気の「寿しランチ」
とびきり新鮮なネタを板前さんたちが目の前で握ってくれます
雨降りの平日もかかわらずお店の外にはたくさんの行列が!
実はこの「寿し栄」さん、「太宰府に行くならぜひ行ってほしいお店があるんです」と
和のスタッフが勧めてくれたお店だけあって味もお墨付き
「私も行きたい!」そう思われた方 ご予約して出向かれるのをお勧めします
お味はいかが?皆さまの表情がすべてを物語っています
ご覧ください~CMのオファーがきそうですよ!
お上品に召し上がっていらっしゃいますね
私たちも見習ってお上品に…おしとやかに…と思いつつも
あまりの美味しさにあっという間にたいらげてしまいました
それにしても皆さま次から次へと…箸が止まりません
至福の時ってきっとこういう時をいうのでしょうね
お腹も満たされ 食後のコーヒーもいただきほっと一息
自然と会話も弾みます
楽しいランチの後は いよいよ本題!
いざ九州国立博物館へ
この「印象派展」
近代美術の清華を極めた モネ、ゴッホ、セザンヌ、ルノワール、ピカソ…
など名立たる作家たちの傑作が64点ほど出展されており
その半数ほどは日本初公開とのこと
それにしてもこれだけの作品をコレクションした
エミール・ゲオルク・ビュールレ(1890-1956)
ドイツに生まれ スイスで後半生を過ごし
実業家として名を馳せた彼は一体どれだけの財力を持っていたのか
ため息が出るほどのすばらしい作品を私たちは目の当たりにしました
2020年にはビュールレが生涯を通じ財政的支援を続けてきたチューリヒ美術館に
全てのコレクションが移管されることが決まっているため
このコレクションの全貌を日本で観る機会はおそらく最後になるだろうといわれています
会期は7月16日までですので まだご覧になられていない方
一見の価値ありです ぜひお出かけ下さい!
さて 館内の写真撮影が許されていた作品を2点だけですがご紹介します
こちらはこの展示会の目玉の一つ クロード・モネの「睡蓮の池、緑の反映」(1920-26年)
モネは生涯に渡り200点以上の「睡蓮」を描いていますが
この作品は高さ2m×幅4mの大作で日本初公開!
これまでスイス国外には一度も出たことがないそうです
ビュールレはモネの遺族より3点の「睡蓮」を購入し
そのうちの2点をチューリヒ美術館に寄贈 手元に本作品を残したそうです
こちらは絵画史上最も有名な少女ともいわれる ピエール=オーギュスト・ルノワール作
「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」(1880年)
背景に描かれた深い緑の茂みによって
少女の栗色の豊かな髪やあどけない表情が引き立てられています
名残惜しくはありますが展示場を後にし博物館の1階に移動
記念撮影を行う事にしました
撮影用の額縁が用意されていましたので お借りしてパチリ!
こちらのお二人は普段から周囲の方々も羨むほど仲の良いご夫婦
仲睦まじい雰囲気がほんわりと伝わってきます
展示会場ではずっと一緒に鑑賞されていた仲の良い方々
肖像画になりきって素敵な表情を見せて下さっています
こちらの女性は自らも絵画を描かれることもあり芸術面においても精通されています
同法人のグランドG-1の玄関にはこの方の描かれた大きな絵画が飾られており
訪れた方々をやさしく出迎えてくれています
私たちも同行させていただき絵画の楽しみ方や視点の置き方など
様々なことを教えていただきました
今後も参考にさせていただきますね
さてお次は太宰府天満宮への連絡通路を通り お土産を買いに出かけましょう!
歩くと結構な距離なのですがここは歩こう会
皆さま弱音を吐かれることもなく動く歩道やエスカレーターを上手に利用し
無事に到着いたしました
まごつくことなくあまりにもすいすいエスカレーターにも乗られるので
皆さまの身体能力の高さに驚きを隠せずにいたのですが
こんなのデパートなどで乗り慣れてるからね~と涼しい顔で応えられました
お土産屋さんやお茶屋さんが軒を連ねています
お土産を購入するのもお出かけの醍醐味の一つですよね!
皆さまあの方には…この方には…と 受け取られた方の喜ばれる表情も想像しつつ
それぞれにお土産を品定めをされていましたが
やはり一番人気は何と言っても「梅が枝餅」
ほっかほか出来立ての梅が枝餅を沢山購入されていました
誰かの為を思ってお買い物するのって素敵なことですね
このお茶屋さんからは菖蒲池が望めました
菖蒲はちょうど見頃を迎えており
雨の力を借りて瑞々しく咲き誇っていました
お天気がよければ屋外に出て菖蒲池の周りを散策したかったのですが雨足は強まる一方
お店越しに見せていただいた菖蒲もまた一興でした
後日 今度は菖蒲池散策をメインにしたツアーを計画しております
また一緒に楽しいひとときを過ごしましょうね!