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春日神社初詣~狂おしい心押さえて初詣~

2017.01.05 歩こう会



本日はデイサービス和のある那珂川町に隣接する

春日市の春日神社へ初詣に行ってきました



春日神社は春日市の名の由来になっている神社です

大化の改新で有名な中大兄皇子(後の天智天皇)が

長津の宮(現在の高宮)に居られる時、

この春日の地に天児屋根命(あめのこやねのみこと)を祀られたことが

始まりとされています



天児屋根命という神様は皇祖神である天照大神が

天の岩戸にお隠れになった際


踊ったりなんやらして天照を表に引張りだした神様の一人で

大化の改新で中大兄皇子と一緒に活躍した中臣鎌足、

いわゆる藤原氏の祖神にあたります



「かすが」の意味については、「神住処(かすが)」と表記するなど

いくつかの説がありますが

いずれにせよ「かすが」と言われていたこの地に

後年、中国から輸入された漢字を当てる際

「春日」という漢字を当てたのは不思議な気がします



そもそも「春日」を額面通りに読むなら「はるひ」と読むのが普通です

それを「かすが」と呼ませるには、なんらかの意味があったからでしょう

調べてみると枕詞に「春日(はるひ)が霞(かす)む」という言葉があるようです

その「霞む」がいつのまにか、

この地の「かすが」に当てられるようになって

「春日(はるひ)がかすが」と呼ばれ

「かすが」を「春日」と表記するようになったということでした



まあ、これも歴史の謎ときミステリーの一つなんでしょうが

だからといって、同行していたカトリーヌさんにしてみると

それ以上の関心事は、なんといっても恋愛運!



ワクワクドキドキ、おみくじを開けてみてがっかり!

第43番の中吉ではありませんか!



狂うばかりの恋心を押さえて

今日は縁結びのお願いに

神の社で祈りましょう!

…なんのこっちゃ!?



カトリーヌにしてみると、納得できない神様の御訓示

こともあろうにこの後、大吉を引くまで

おみくじを買い続けていました

なりふり構わぬカトリーヌの姿に

神様もちょっとだけ、同情してくださったかもしれませんね



恋する二人が結ばれて

倖せな春の日の来ることを、

神様はきっとお助け下さいます








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