なごみ農園のサツマイモで熊本銘菓・いきなり団子を作る
2016.10.27 料理レクリエーション
本日は熊本の伝統的な郷土菓子である「いきなり団子」をつくります
いきなり団子とは輪切りにしたサツマイモと小豆あんを、
小麦粉、もしくは餅で平べったくのばして包み込んだお饅頭のようなもの
まずは材料となるサツマイモを
収穫時期を迎えたなごみ農園で掘り起こしました
大きなサツマイモが次から次へと掘りだされ、
ほら!こんなに一杯、美味しそうなサツマイモが収穫されました!
さっそく、収穫されたサツマイモの皮をはぎ、
輪切りにする作業に移ります
トントントントン♪
こんな感じです
次に輪切りにしたサツマイモを水にさらし、あくを抜きます
そしてアクを抜いたサツマイモを電子レンジで加熱します
甘くておいしそうでしょう
次は、いよいよサツマイモと餡子を使って
いきなり団子を完成させます
包み込む生地は小麦粉、もしくはねり餅を使うのが基本らしいのですが
デイサービス和では白玉粉と薄力粉を使用しました
まずは白玉粉を水で溶かし、粉をしっかりとつぶし終わると
薄力粉、砂糖、塩を混ぜ合わせます
混ぜ合わせたものはラップにくるんで30分、
常温で置いておくと団子が丸めやすくなります
後はいきなり団子を丸める作業に没頭!
作業工程はしごく簡単で
そもそも、いきなり団子の名前の由来が
短時間で「いきなり」出来るから
来客が来ても「いきなり」作って出せるから
といった意味でつけられたとか
また一説には、熊本県の一部の地方では
片づけの苦手な人を「いきなりな人」と呼んでいるそうで
そこから転じて「いきなり」とは「ざっとしている」といった意味に使われるようになり
ざっと作れる菓子から「いきなり団子」とよばれるようになったとか…
まあ、そんなわけで、いきなり作れる「いきなり団子」
なのですが、本日の調理レクの参加者が7名、
その7名が本日の来所者45名分のいきなり団子を時間までに
作らなければならなかったので大騒動!
最後は職員も総動員してどうにか三時のおやつに間に合いました
最後は鉄板で蒸して完成!
秋の味覚をたのしみました