カラオケにゃんにゃん~後ろを向くにはまだ早い!~
2016.09.27 リラックスタイム
お昼ごはんが終わり、サークル活動が始まる二時までの間をリラックスタイムと呼び
利用者の皆さまには、ご自由に過ごしていただいているのですが
夏前ぐらいからか、デイサービス和では
毎日のようにこの時間にカラオケ大会が開かれるようになっています
利用者様の世代がカラオケ文化の興隆期とダブってこられたからでしょうか
少なからず10年昔の高齢者施設のあり方とはまったく違った様相を呈しています
童謡とか唱歌を歌って喜ばれる人達じゃありません
歌の選曲はカラオケ文化が興隆した70年代から80年代の演歌や歌謡曲が主流となっており
戦後歌謡と言われる「リンゴの唄」とか「青い山脈」すら
あまり歌われなくなってきたのが事実です
一言でいえば、時代が流れたからともいえますが
仕事帰りの飲み屋の席で
隣近所の奥様の会合の席で
今の利用者さまの世代は、何度も何度も歌い続けてこられたものと思われます
そしてカラオケ文化の真髄がそうであるように
常に新しい流行歌を追い求めてこられたのでしょう
あるいはその精神は今でも健在であると思われます
なぜならば皆さまの人生は
何も終わっちゃいないのですから
後ろを向くには、まだ早い
そういう目をされ、皆さまは熱唱されています