- 日常の一コマ
もちつき大会
2014.12.31
クリスマス会に引き続き
もちつき大会なるものも開催させていただきました。
自ら杵をもたれる方や
謙遜しながら、汗だくになってもちをつかれる方など
関わり方は様々。
「よいしょ!」「よいしょ!」
の掛け声につられてきたケアマネジャーのTさん。
もちをいただくつもりが、こんなことに・・・。
満を持して登場したのはショートご利用のYさん。
動かしづらい左手はそのままに
右手一本で杵をもつと鬼のような形相で
つきはじめました。
このたび、名誉ある助手に選ばれたのは、もちつき初体験のスタッフNさん。
見よう見まねでかえしの手をいれていきます。
「よいしょ!」「はい!」
「よいしょ!」「はい!」
「私の手をたたかないでください!」
「やかましい!」
名コンビの誕生です。
そのやり取りとはうらはらにおいしいもちがつきあがりました。
ご家族さまにもちつきの行事をご案内したところ
「うちの母はもちをこねるの得意だから、楽しいかも」
などのお声もいただきました。
ご利用者さまからも
「昔は米8俵を夜中の2時からついていた!」
「水がすくない」
「つきたてのもちはやっぱりおいしい!」
などの反応も様々。
動きづらい体も忘れ、
目の前のことに没頭する。
その瞬間は男であり、女であり
その瞬間は少年であり、少女になる。
もちつきという季節を彩る行事が
人の心を彩る時間にかわった瞬間でした。
これからもその一瞬の
彩りをたいせつに
歩みを進めていきたいと考えております。